サラリーマンの定年と老後 -5ページ目

サラリーマンの定年と老後

超高齢化社会の到来とともに今現代日本で起こっている諸問題を考えます。老後破産、老後難民、下流老人、孤独死、放置死、熟年離婚、人間関係の希薄さはどうして起こるのか?

【人生に勝ちはないが負けはある。だから引き分けでいい】

 あれだけ日本の国と日本国民のために頑張った、安倍晋三元首相も凶弾に倒れた。安倍晋三は日本国首相の最長任期を務めた偉人だ。だが勝ち組だろうか、もしかしたらあれだけ頑張った人間が負け組だったのかもしれない。そうなればいったい誰が勝ち組なのか。人生に勝ち組などいないのだ。だが負け組は大勢いる。

 

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人生を自分の思い通りにしようとすれば、まず必要なものはお金だ。そのお金を得るには自分の得意分野での仕事の確立が必要となる。仕事を確立しようとするには、才能もそうだが強い意志と努力が必要となる。人は思い描いた人生を生きようとするには、どこかでは死ぬほどの努力が必要だというわけだ。

 死ぬほどの努力をするのに年齢は関係ない。還暦を過ぎたから、思い通りの人生を生きようと努力してはいけないということではない。むしろ年を取れば取るほど夢に向かって努力したほうがいい。当たり前のことだが年を取れば取るほど残り時間が少なくなるのだから。人生は一度きりだ。一度きりの人生夢を諦めてはいけない。夢というよりは人生を諦めてはいけないのだ。

 会社人生を終え、リタイヤしてから急に運動しだす人間もいる。私は一日20キロ歩いていますとか、その上週に4度スポーツジムに通っていますとか。その人は67歳、半年前に長年勤めた会社をようやく退職。自分では会社のため、部下のため、頑張ってきたとの自負を持っている。多分会社はそれなりの会社でご自身もそれなりの地位にあったのだろう。

話はそれるが私も最近一人ゴルフでリタイヤ組の人とよくご一緒させてもらっているが、いやほとんどがリタイヤ組だが、現役組は平日に一人ゴルフなどしない、現役時代それなりの会社やそれなりの地位にあった人は、最後に必ずちらっと昔の自慢話をされる。昔は部下が大勢いたとか、今も昔の同僚と月1度ゴルフをしているとか、今は年金を人よりも少し多くもらっているとか(いくらもらっているのかは知らないが)。必ずするのが昔はすごく飛ばしたとか、究極は自分の息子はめちゃくちゃ飛ばすとか、他人が聞けばどうでもいいような自慢話になる。しかしはっきり言ってリタイヤ組は一日20キロ歩くとか、週に4度スポーツジムに通うとか、週に2回平日に一人ゴルフに行くとかしかほかにすることがないのだ。そんなに体を鍛えてどうするのか、いったい何歳まで生きるつもりなのかと言いたくなる。だが急に体を鍛えすぎて逆に健康を害したお年寄りも何人もいるのだ。

 

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【定年退職後の日常】

 先日たまたまゴルフでご一緒した60代の男性と話をした。67歳のその男性は2年前に会社を退社され、今は悠々自適の生活をされている? 

「ゴルフをしない日は何をされているのですか?」

「いろいろ忙しいです、もちろん昔の仲間と3か月に一度ゴルフも行きます、断るともう誘ってもらえないから、それと映画が好きなので週に一度は一人で見に行きます、水曜日は接骨院です、それと女房が入院しちゃって、週2回病院通いです、お金が続けばゴルフももっと行きたいのですが、月に2回が精一杯です」

 奥様はお気の毒だが、その他の用事は用事でも何でもない、平たく言えば時間つぶしではないのか。まだこの男性は年金を使えて、まだ若くゴルフにも行けるからまだいいほうなのかもしれない。出来るだけお金のかからない図書館や公的な憩いの家などで過ごす高齢者も多い。この男性はいま67歳で何歳までゴルフに行けるのだろうか、ゴルフに行けなくなったその後も老後は長く続く。先日は家で奥様の介護をしているという84歳の男性と一緒にコースを回った。まだまだお元気でダライバーもけっこう飛ばされる。これからは日本中にこのようなまだまだ元気な高齢者で溢れかえる。実は私ももう61歳だ、だがゴルフは週3回なら行けるし時間が許せば行きたい。しかしまだ現役で仕事をしているので週3回というわけにはいかないが週1.5回は行くようにしている。そのためにはそれなりの小遣いもいるので働かなければいけない。しかし個人事業主としてそれなりに自由に働いているので仕事が楽しい。会社員のように給料と引き換えに強要されて働いているわけではなく、自分から進んで仕事を作り働くのは楽しい。体が続く限り、いや寿命が続く限り働き続けたい、生涯現役望むところだ。この年になってわかってきたことは自由に生きるにはお金がいるということ、自由に使えるお金のない自由は本当の自由ではない。お金を自分で稼ぎ自分で使えること、それこそが本当の自由だ。こんなことを言えば非難されるだろうが、年金など生活保護と変わらない。どうせ自分の前を素通りして女房の懐に入り、その中から数万円もらえるだけだ。そんな生活が老後何十年も続くのだ。いや会社員が貰う給料も同じだ、振り込まれる給料は口座のキャッシュカードを握っている女房だけが引き出せる。そして小遣いをもらう。どうしても小遣いが足らなくなれば女房に頭を下げて小遣いを上げてもらわなければならない。しかし子育て中の現役世代はそれでも十分幸せだし何よりも安定は安心につながる。リスクを取り会社を辞め好き勝手やるわけにはいかない。一歩間違えば今の世の中路頭に迷い1~2年で家庭も崩壊して路頭に迷うことになる。しかし老後は一瞬ある程度の危険を冒し冒険するのもありかなと思う。何もかも失うような借金してまでリスクを負う必要はない。最悪失ってもいいお金を数百万円だけ使って冒険するのもありだ。まだ無理の利く60歳前後で冒険しなければ長い老後たぶん死ぬまで後悔することになるだろう。

 

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