• 材料
    • 精製水。薬局で買う。 一回に117g使う。
    • 苛性ソーダ 。薬局で買う。印鑑、署名、用途(石鹸づくり)が必要。一回に44g使う。
    • オイル、一回に335g使う。
      • オリーブ、グレープシード、ラード、ココナツ、パーム、各67g。
      • 計335gになればオイルは何でも良いが、長年の試行錯誤の結果、この組み合わせがおススメ。
      • シアバターやココアバターを入れても良い。
      • オイルを変えてみて、使用感の違いを味わうのも楽しい。
  • 道具
    • 金属製のボール
    • 石鹸の型 (モールド)。500cc入るもの。こちらがおススメ。
    • 500ccのペットボトル。蓋も必要。
    • 割りばし、スプーン、またはフォーク。 
      • 苛性ソーダを取ったり、苛性ソーダ水をかき混ぜるのに利用。
    • 漏斗 (ロート)
    • 1グラムまで計れる秤 (デジタルスケール)。
      • すでに何かが乗っている段階で、0gにリセットできるもの。
  • 作り方
    1. 金属製のボールに精製水を入れる。
      • ボールをデジタルスケールに乗せて、0gにリセットしてから117g入れる。
      • 以下同様に、0gにリセットしてから計りながら入れる。
    2. 精製水に苛性ソーダを44g加える。
    3. かき混ぜて、苛性ソーダを溶かす。
      • 熱と有毒ガスが発生するので注意。
      • お風呂場で換気扇を回しながらやることをおススメ。
      • 充分に溶かす。
    4. もしオイルが固まっていたら、電子レンジで融かす。ワット数と時間を調整して、少しずつ融かす。
      • シアバター、ココアバターを使うなら、当然固まってるから、しっかりと融かす。
      • 季節や気温によるが、ラード、パーム、ココナツは室温で固まっていることが多い。
      • オイルはペットボトルに入った状態で売ってるが、気を付ければ、ペットボトルのまま加熱しても大丈夫。
      • でも、加熱しすぎて沸騰させないように注意。沸騰すると、ペットボトルが溶けてしまう!
    5. ペットボトルにロートで5種のオイルを67gずつ入れていく。
      • ペットボトルをデジタルスケールに乗せた状態で。倒さないように注意!
    6. 苛性ソーダ水をロートでペットボトルに加える。
    7. ペットボトルの蓋を閉めて、振ってかき混ぜる。
      • 最初はこんな感じ。
      • だんだんと、白く濁って、粘りが出てくる。
    8. 数時間、トロっとなるまで、時々蓋を上けて空気を逃がしながら、ボトルを振ってかき混ぜる。あまり音がしないようになるまで。
    9. 石鹸の型の下部を、ラップとセロテープで蓋をする。ラップを二重に貼って、縁をテープで固定する。きっちりと蓋をしないと漏れてくるので注意!
  1. トロっとなった石鹸液を型に入れる。
    • 型を載せる台もセットになっている。
  2. 2~3日で固まってくるので、型から押し出して取り出す。
    • 押し出すのに使うアクリル板は型についている。
    • 細い水筒を使うと便利。ニュルっと押し出すのが気持ちいい 。
    • 一週間以上経つと、押し出すのに力が要って苦労する。
       
  3. しばらく寝かせて熟成させる。2ヶ月くらいから使える。
     
     
     
     
    • 熟成期間が短いと、刺激が強くなる。肌が弱い人には、1年以上寝かせることがおススメ。
    • 1年間で使う分を作っておいて、一本使うたびに新しいのを作ると良い。
  4. 半分に切って使う。まあ、切らなくてもいいし、もっと小さく切ってもいいんだけど。大きすぎると使いにくいし、ある程度大きい方が、泡立ちが良い気がする。
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