読者の皆さまいつもありがとうございます。
本日は文化の違いと抵抗感についてお話します。
就職支援セミナーで私の紹介を兼ねて話されたある年配社長の言葉に感銘を受けました。
大まかに以下のようなご挨拶でした。
「皆さん、おはようございます!
今日は就職支援セミナーです。
今までに何度も聞いている方々がいらっしゃるかもしれませんが、
新たに何かを掴むべく心して聴くようにしてください。
転職経験がマイナスになってしまって大変だとか話す人もいますが、
物事の価値観は様々です。
水は流れた方が良い、なぜなら澱むとコケがはえてしまう。
同じ場所に長くいると新鮮さを失うという感じです。
これって欧米の転職をする価値観です。
一方、日本ではコケというのは一つの美です。
一つの場所に長く存在することで出来上がるものがあるという感じです。
これって日本流の転職をしない価値観でしょう。
今は、いろいろな価値観が交じり合う時代です。
どちらが美なのかは相手が決めることです。
自分は目の前のやるべきことに真摯に取り組むことが大切です。
それでは、後は先生お願いします。」
この社長さんとは10年来のお付き合いをさせて頂いておりますが、
普段はどちらかというと大まかな印象を持つ名古屋商人です。
(もちろん良い意味です。)
しかし、いったん仕事となると繊細で短い時間でテキパキと終えるタイプです。
また本当に人の気持ちのわかる暖かい心の持ち主です。
口癖は、
「先生!しゃーねーなー、めんどくさいなぁー、」 です。
(この方は10年前の営業マン時代から何故か私のことを先生と呼びます)
口ではそう言うのですが、私が頼む前にやってやるよぉーというのです。
私の考えていることや困っていることを先読みしてアドバイスを出してくれます。
親子ほど年が離れていますが、いつも対等に接して頂けるその態度に感謝すると同時に
心から頭が下がります。
私の中では普段どおりの自分で接することのできる数少ない大先輩です。
環境が違っても世代が違っても文化が違っても、
お互いを理解しようとする気持ちで認め合い尊重し合うことで、
良い人間関係ができるのだと思います。
プラスのエネルギーが溢れた組織は強力なチームワークを作ります。
当り前のようにも感じますが、これが組織を強化するスタンダードなのでしょう。
自分自身においても、相反する気持ちや認めたくない自分をいったん認めてしまうと
ストレスから解放され、プラスのエネルギーを発することができるようになります。
現在の自分が抵抗している、理想の自分との違いにはどんなものがあるでしょうか?
プラスな部分もマイナスな部分もどちらももちろん自分です。
両方認めてしまうことで気持ちに整理がつき、
新しい大きなエネルギーを生むことになるかもしれません。
エルマックオフィス 花田 順一