ゲス川谷が「音楽界の貴乃花」と呼ばれている!? | アメブロで書いて委員会

ゲス川谷が「音楽界の貴乃花」と呼ばれている!?

 人気ロックバンド「ゲスの極み乙女。」のボーカル・川谷絵音(29)が先週、所属レコード会社ワーナーミュージック・ジャパンからマネジメント契約を解除されたとのニュースが流れ、音楽業界に衝撃が走った。川谷といえば、ベッキー(34)との“ゲス不倫騒動”に離婚、元恋人ほのかりん(22)の未成年飲酒騒動など、すっかり「お騒がせミュージシャン」のイメージが定着していたが、ワーナー解雇の原因は、全く別の理由だった。いま、川谷は“音楽界の貴乃花”と呼ばれている。

 川谷は同バンド以外にも「indigo la End」やお笑いタレントの小籔千豊がドラムを担当する「ジェニーハイ」など複数のバンドで活動中だ。

 10月4日にスタートしたばかりの日本テレビ系ドラマ「ブラックスキャンダル」(木曜午後11時59分)の主題歌を「ゲスの極み乙女。」が歌うなど、2016年1月に発覚したベッキーとの不倫騒動から完全によみがえったかに見える。ところが、だ。

 順調に思える復活劇もその実、とんでもない大ピンチを迎えていた。元恋人ほのかが未成年だった当時に一緒に飲酒した騒動による、ほのかへの1000万円のCM違約金を肩代わりしたほか、ベッキーとの“ゲス不倫騒動”が原因で離婚した元妻への財産分与によって、懐具合が想像以上に厳しいともいわれている。

 そして決定的なのが、所属レコード会社のワーナーミュージック・ジャパンとのマネジメント契約解除だ。先週発売された「週刊女性」によると川谷は、6月にワーナー内に自主レーベルを立ち上げ、契約は8月に終わったという。音楽へのこだわりがあまりに強い川谷に、ついていけなくなったワーナー側がとうとうさじを投げたという。

 芸能メディアをにぎわせた度重なるスキャンダルの渦中でも支援し続けたワーナーが“クビ”を決断したのだから、その深刻度がいかに並外れているか、推して知るべしといえる。

 音楽関係者が言う。

「川谷さんは人一倍、音楽に関してはうるさい。大学時代もバンドを組んでいたんですが、演奏がヘタクソだったりすると『なんでこんなことができねえんだよ!!』と先輩、後輩関係なくボロクソにののしっていたそうです。もちろん、川谷さんとしてはプライドがあったんでしょうが、言われた方は面白くない。それは今でも全く変わっていませんね」

 また、こんなエピソードもある。

 川谷がデビュー前、塾講師のアルバイトをやっていた時のことだ。出来の悪い中学生にきつく当たり、その生徒を号泣させてしまったという。

「母親と生徒、川谷と塾のトップで4者面談の場が設けられたというんですよ。そしたら川谷さんは『オレは金のためにやってんだよ。大学生ごときに教えられて勉強できるようになるなんて思うな。イヤならやめればいいだろ!?』と母親に言い放ったとか。そしたら川谷がやめさせられたそうです(笑い)」(同関係者)

 そんな川谷が、大好きな音楽に厳しい姿勢で臨むのは想像に難くない。

 他者と協調することなくかたくなにオノレを貫き通し、トラブル続きも何のその。そしてワーナーからもついには見放されてしまった。その姿はまさに、あの有名人に重ね合わさることだろう。

「平成の大横綱、貴乃花です。なので、川谷は“音楽界の貴乃花”なんて呼ばれています(笑い)。いい曲は書くし、才能はあるのに、生き方が不器用というか…。ある意味ピュアとも言えるんですけどね」(芸能プロ関係者)

 今でもマスコミアレルギーがあるという川谷。今後は自分たちで宣伝活動も担わなければならないが、順調に行くのだろうか。