いつもありがとうございます
。蓮花です。
日本最初の神社と言われている、奈良・三輪山の大神神社に参拝してまいりました。
この神社は、随分昔から様々な方にお勧めされてきたのですが、なぜかご縁なくて今回が初めてです。
拝殿にお参りする前に、不思議な体験をしました。
といっても私が体験したのではなく、夫の体験なんですが。
拝殿前の階段で、夫がキョロキョロ私の周りを見て、あれ?と言い出しました。
「足元に女の子が居たから、気をつけて、って言おうとしたら消えてた。」
おかっぱ頭の小さな女の子で、黄色いカーディガンに赤い刺繍があったそうです。
彼は以前にも霊的存在を見ているので、私も、
「えーもしかして、幽霊じゃない?」
「いや~でも、すごくはっきり見えたし、本物の人にしか見えんかったけどなぁ。」
「じゃあ神様?…あ、でもここの神様、男の人だったはず。」
「嫌な感じではなかったよ。前に見たのとは違って、可愛い子だったし。」
幽霊か神様か、お使いの巳様か?真相は分かりませんが、何かメッセージを持ってきてくれたのかもしれませんね!
→2021年11月20日
この非物質な女の子がどういう存在だったのかがわかりました😊
7年後に分かる不思議…
ですから、拝殿は有りますが、本殿はありません。
拝殿の向こう、御神体の山に登るのは、前から楽しみにしていました。
ところが、前日、神社のホームページのお知らせページを確認したところ、二月の雪のため道が崩れて登拝が中止になっているとのこと。
ショック…でも、またいつか山には登ろう!と心に決め、参拝しました。
拝殿にお参りした後、近くにある狭井神社に向かいました。
狭井神社の境内には三輪山への登拝口があるのですが、もう一つ、こちらでは御神水が無料で頂けます。
ぜひ御神水を飲んでみたいと思って、ちゃんと綺麗なペットボトルを用意してきました。
狭井神社に着いたところ、あら?登拝受付と言う文字が。
そう、登拝復活していたのです!
やっったあと大喜びで手続きしました。
受付の方に、登拝したい旨を伝えますと、用紙を渡され、名前・住所・電話番号を書いて提出します。
入山料は一人300円。
一旦山に入ると、お参り以外のことは禁止という説明を受けます。
つまり、写真撮影、飲食(水分補給は大丈夫)、タバコ、焚き火などは禁止です。
山にはお手洗いも無いので、事前に済ませておきます。(登拝は二・三時間程度かかります。)
山に入る前に、御神水を頂きました。
とても不思議なお味です。
硬いと言いますか、ミネラルの味が濃かったです。
自分で御幣でお祓いしてから聖域に入って行きました。
登りはじめてから降りてくるまで約二時間。
意外と坂がきつく何度も休み休みしながらだったので、普通よりゆっくりだったと思います。
念願だった三輪山に登拝できて、本当に良かったです。
こちらで感じたエネルギーの印象ですが、キリッと研ぎ澄まされる…というよりも、もっと原始的で不純物をも内包するような(悪い意味ではなく)…あえて作りこまれたものではない、より自然的な、鷹揚さ、陽気さ、包容力などを感じました。
方向的には下からじんわりと上がってくる感じ、もしくは熱伝導のようにゆっくり伝わってくる感じです。
お腹の中に暖かさをはっきりと感じました。
このエネルギーの印象ですが、磐座でなくても、大神神社拝殿でも同じように感じました。
上は狭井神社の帰り、久延彦神社に行く途中に咲いていた枝垂れ桜。
あまりの美しさにうっとり。
桜のことは知らずに伺ったので、思いもよらないプレゼントを頂いたような嬉しさでした。
大和を一望する展望台からの一枚です。
残念ながら、久延彦神社にはなぜかたどり着けず。
足もガクガクなので、諦めて帰ることに。
さて、駐車場に向かう途中、見つけた酒屋さんに寄りました。
この地は酒造り発祥の地でもあります。
三輪の神様はお酒の神様でもあります。
ぜひ、地酒を手に入れたいと考えて居ました。
試飲して、気に入ったお酒を二本買いました。
袋を受け取った夫が、領収書の屋号を見て、応対して下さった女性に、
「こちらの社長さん、お若いですか?」
「そうです。30歳です」
「そうです。30歳です」
「○○の会社で営業のお仕事をされてませんでした?」
「あ、そうです。してました。私、妻です。」
「その節はお世話になりました。」
私は隣でポカーンとしてましたが、なんでも夫の前職でお付き合いのあった方だったそうです。
奈良の造り酒屋を継ぐため退職する、とおっしゃっていたことを思いだして、確認したらビンゴだったようです。
偶然入ったお店の社長様が夫の知り合いだったとは、不思議な繋がりです。
これも夫の不思議ですね~。
といったように、ちょっと不思議なことや嬉しいことがたくさんあった一日でした。
心から行けてよかった!と思います。
私、パワースポットとか、御利益とかにはほとんど興味が無いのですが、大神神社は本当に素敵でした。