『博士の長靴』   瀧羽  麻子

 

初読みの作家さんです。

 

天気の研究に生涯をささげた藤巻博士。

 

藤巻家の人、藤巻家と関わりのある人など6人の視点で描かれた連作短編集。

 

描かれたのは1958年、1975年、1988年、1999年、2010年、2022年。

 

博士の母、博士、息子、孫にひ孫と5世代の人々が登場。

 

その後どうなった?という終わり方が多かったけど、次の話で数年後が描かれていてその後がわかるように。

 

藤巻博士の出番は少なかったけれど、ひ孫とのやりとりにほっこり。

 

最初の話がよかったな~。