新聞の折り込みチラシと一緒に入っていた「タウンニュース」で応募した舞台のチケットが当たり、昨日観て来ました。
劇団民藝 『熊楠の家』 6月23日(金) ソワレ
博物学、民俗学、植物学、特に粘菌の研究で知られる南方熊楠の後半生を描いた作品です。
訪米での研究から帰国した熊楠は故郷和歌山に戻り、粘菌の宝庫・田辺で所帯を持ち採集と研究に没頭。
大酒飲みで癇癪持ち、裸で歩き回るなどの奇行に振り回されながらもどこか憎めない。
そんな熊楠を慕い支える妻や町の人たち。
周囲の温かい視線に見守られ世間に認められるまでが描かれてます。
妻が本当に偉い。
妻の鏡のような本当に出来た人です。
演じた女優さんもとってお素敵でした。
舞台ならではの台詞回しや間。
登場する女性は少なかったけれど、皆さんとっても上手でお芝居に引き込まれました。
やっぱり生の舞台はいいな。
紀伊國屋サザンシアターにて