『ノートルダムの鐘』 1月19日(木) マチネ
開幕から一ヶ月余り経ち、ようやく観に行く事が出来ました。
舞台は15世紀末のパリ。
ノートルダム大聖堂の聖職者フロローに引き取られ、その醜い容貌から鐘つき塔に閉じ込められたまま暮らすカジモド。
祭りの日、初めて外に出てジプシーの踊り子エスメラルダに出会い恋をする。
フロローもエスメラルダに邪悪な欲望を抱き、警備隊長フィーバスにジプシーの排除を命じる。
そのフィーバスもエスメラルダに心を奪われていく。
人間のいろんな部分が見え隠れする、時に残酷で理不尽な愛憎劇。
聖歌隊の美しいコーラスが重厚な響きを奏でて、重いテーマの物語を包み込んでくれてます。
カジモドの運命に切なさで一杯だったけど、楽曲の素晴らしさとコーラスの美しさに酔いしれたひとときでした。
アラジンでは観ることが出来なかった海宝くん。
歌も演技も素晴らしくて目が離せなかった。
もう一枚持ってるチケットは6月。
その頃海宝くんはレミゼなので、次回は達郎くんで観たいな
役作りがそれぞれ違ってるようなので、どう演じてるのか楽しみ。
エスメラルダの宮田さんはダンスが素敵でした。
こちらも次回は岡村さんで観たいな。
フロローの芝さん、どうしても芝さんとして観てしまう
野中さんのフロローも気になるけど、フロローらしさは芝さんの方が近いかも
フィーバスの佐久間さん、カッコよかった
ワイスさんの高音を聞くとジーザスを思い出してしまう。
この作品はアンサンブルが大活躍。
時にはストーリーテラーとして情景を語り、いろんな役で舞台に出ずっぱり。
アンサンブルの皆さんも素敵な歌声なので、聞きごたえのある舞台でした。
一度観ただけでは深い部分までは理解するにはちょっと難しい。
観劇回数を重ねるうちにいろんな物が見えてくるんだろうな~。
終演後外に出た所で北澤さんをお見かけしました。
中に入って行かれたのでスーパーアドバイザーとしてのお仕事だったのかしら
春での『ライオンキング』もカウントダウン。
春劇場の方は5~6回しか行ってないけど、秋劇場の方は数え切れないくらい通ったな~。
最近は足が遠のいてしまい、昨年は一度も行ってなかったけど
ここに来るのも後一回。