国立新美術館で開催中の「ルノワール展」に行って来ました。
国立新美術館は2007年以来9年ぶり。
美術館の中にも大きな看板が
この「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」は日本初公開。
大きな大きな絵の前で多くの人が見入ってました。
絵は人物画より風景画の方が好きだけど、ルノワールは人物画の方がいいな。
写真かと思うほどリアルな描写。
特に女性の衣装が素晴らしかった。
ドレスの模様や質感が繊細に描かれていて生地の柔らかさが伝わって来ました。
顔の表情も豊かで今にも動き出しそう。
今流行りの大人の塗り絵も、こういう人たちが塗ったら全く別物になるんだろうな~。
陰影がつけられないベタな塗り方しか出来ない私は、美術展に行くたびにため息の連続。
立体感も出せないし、本当にいつも感心しながらの鑑賞です。