昨日は「むかしむかしゾウがきた」を観に自由劇場へ。
主なキャスト
ひろめ屋 飯村 和也
太郎坊 島村 幸大
太郎衛門 青山 裕次
おゆき 中野 今日子
おミヨ 山中 由貴
ゴンじい 菊池 正
与作・家老 岡﨑 克哉
松吉・殿様 鈴木 周
七郎 田島 康成
敵兵頭 川村 英
九郎衛門 伊藤 源・岡田 匡平
唐の国のお使い 高城 将一
大昔、唐の国から日本への贈り物としてやってきた1頭のゾウ。
殿様はこのゾウを「九郎衛門」と名付けて太郎衛門に世話をするよう命じます。
村の人気者となった九郎衛門だったが、南の国で戦が始まり九郎衛門を殺すよう命じられます。
でもそんなこと出来ません。
戦に向かう太郎衛門はおゆきと太郎坊に九郎衛門をかくまうため北の国へ向かわせるが・・・・。
命をかけて守りあった、ゾウと人間の物語です。
リアルなゾウの演技に泣かされます。
江戸時代の芝居小屋を思わせる和の世界のミュージカル。
人形浄瑠璃あり、九郎衛門の故郷の様々な民族舞踊も登場したりといろんな演出も楽しめます。
悲しくて切ないお話だけど、心が温かくなる舞台でした。
このお話の進行役でもあるひろめ屋さんは飯村さん。
彼の言い回しで舞台がグッと締まります。
最後、幕が引かれた後の語りでまたまた泣かされます。
ひろめ屋さんは佐野さんと味方さんもキャスティングされてるけど、是非とも見比べてみたいです。
島村さんは背が低くて素朴であのちょんまげもよく似合ってた。
でもちょっとガタイがよすぎるかな
おミヨちゃんは可愛かった~
太郎衛門にお姫様抱っこで運ばれるおミヨちゃんが羨ましい
その太郎衛門は前回と同じ青山さん。
今回もとっても素敵でした
6年前見落としてた村人役も今回はしっかりチェック
菊池さんはメイクで化けましたね~
オフステでちゃんとおじいさんに見えてたか心配されてたけど、見事でした。
ジョン万に続いてまたまた踊る田島さん。
鈴木さんと田島さんの上半身裸での踊りのシーンにもビックリ
ベテラン俳優さんの演技にアンサンブルたちの素晴らしいダンス。
ダンスも見応えがあり本当にカッコよくて観ていて楽しかったです。
この日は保育園児の団体がいるということでちょっと心配だったけど、最初から最後まで本当に静かでビックリしました。
本物そっくりのゾウが出て来たらもっと客席がざわつくかと思ったけど静かなまま・・・。
しつけの行き届いた子供たちでした。
6年前は最後にみんなで「みんなみんな友達」を歌ったと思うけど、今回はみんなで歌う演出はなくなってました。
この日は舞台が終わってもお見送り、オフステとまだまだお楽しみが続きます。
長くなるのでそれはまた次回へ。
こんな可愛らしい九郎衛門も売られてました。
クリスマスツリーも飾られてました。