『和菓子のアン』 坂木 司
デパ地下の和菓子店で働き始めた梅本杏子（通称アンちゃん）はちょっぴり？太めの１８歳。
プロフェッショナルだけど個性的すぎる店長や同僚に囲まれる日々の中、歴史と遊び心に満ちた和菓子の奥深い魅力に目覚めていく。
謎めいたお客さんの言動に秘められた意外な真相とは？
読めば思わず和菓子屋さんに走りたくなる、美味しいお仕事ミステリーです。
舞台がデパ地下ということで、デパートの舞台裏も垣間見ることが出来ました。
どちらかというと和菓子は苦手で（お餅や団子系は大丈夫だけど）自分で和菓子屋さんで生菓子を買ったことって殆どなかったけど、今度ショーケースだけでも覗いてみたくなりました。
見た目も繊細で綺麗ですよね。
そして季節感溢れる名前にも注目してみようと思います。
和菓子好きには特にお薦めの１冊です。