山種美術館で開催中の「古径と土牛」の展覧会に行ってきました。
これは先月の新聞屋さんのチケットプレゼントで当たったもの。
私は絵のことはよくわからないのでいつも新聞折込のチケットプレゼントの一覧表の中から主人に選んでもらってます。
先月は「古径と土牛」って言われたんだけど、何のことやら
初めて聞く名前で(最初それが名前だということすらわからなかった)全く存じ上げないお二人でした。
今年はその日本画家・小林古径(1883~1957)の生誕130年。
それを記念して古径と同門の奥村土牛(1889~19990)との交流をたどる展覧会の開催となったようです。
古径が画家として出発した明治30年代から大正初期は、日本画家が東洋と西洋、写実と装飾、伝統と革新の間で揺れ動いていた時代。
その中で古径は欧州留学を経て、中国画を基本とする線画の美に目覚め、古典を基礎としながらも近代的な感覚を取り入れた新様式を確立。
純和風というよりどこか中国を思わせる画風はこういうところから来てるんですね。
彩色ならではの淡い色合いに繊細な筆遣い。
今でも絵心は全くなく昔から美術は苦手で、下書きではまあまあかな?と自分では思ってても色を塗ると残念は結果に・・・・。
今ならもう少し上手に色をつけていけそうだけど、その元になる絵が描けないからやっぱりダメかな
今回一番気に入ったのが上のポストカードになった絵。
これはどちらも「清姫」を描いたもので、8枚あるうちの特に気に入った2枚「入相桜」と「川岸」
そして秋らしい1枚も1枚購入。
柿が描かれてます。
こういうのが自分で描けたら素敵でしょうね。