ランピー・シアター

                 『あい 永遠に在り』     高田郁

私の大好きな女性一代記です。

幕末から明治にかけて活躍した蘭方医・関寛斎と妻・あいが共に歩んだ人生が描かれてます。

様々な困難に遭いながらも夫を支え続けたあい。

寛斎の人となりも申し分なくみんなに慕われ尊敬されていた寛斎。

お互いを思いやるいつまでも変わらない素晴らしい夫婦愛。

千葉→徳島→北海道とまだ交通機関の発達していない時代に移り住んだ寛斎とあい。

大河小説を読むたびにこの時代を生きた女性の強さ感じます。

健気に生きるあいに感情移入出来、最初から最後まで面白く読むことが出来ました。