『往復書簡』 湊かなえ
その名の通り、手紙のやりとりのみで書かれた3つの作品集です。
「十年後の卒業文集」は高校の放送部の仲間同士の結婚式で再会し、その後写真を送る口実で手紙のやりとりが始まります。
「二十年後の宿題」は定年を迎えた小学校時代の担任の先生と教え子の間の手紙のやりとり。
二十年前の事故に関わった教え子6人の消息を調べて教えて欲しいと頼まれ、手紙で報告しています。
「十五年後の補習」は中学の同級生だったカップルで、男性が海外へ国際ボランティアで派遣され遠距離恋愛。
いずれも過去の事件の真相が明らかにされていくちょっとミステリアスなお話。
そして最後に意外な真実が・・・。
結末が気になり、一気に読んでしまいました。
去年の暮れから21巻まである長編を読み始めたので、いい息抜きになったかも
去年の1月に予約してたのでちょうど1年待ちでした
長編の方もちょうど3巻が読み終わり、4巻からタイトルも変わり時代も変わる時だったので回って来るタイミングとしては本当に
また気持ちも新たに4巻を読み始めてます