りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズ
作:ウィリアム・シェイクスピア
構成・演出:栗田 芳宏
2011年9月24日観劇
梅若能楽学院会館 にて

紀元前3世紀、地中海東岸をめぐるペリクリーズの旅物語。
タイアの若き領主ペリクリーズは、アンタイオケの王女を妻に娶ろうと王宮を訪れるが、
王女と父である王アンタイオカスの近親相姦の関係に気づいてしまう。
王アンタイオカスはペリクリースの暗殺を謀し、ペリクリーズはそれから逃れるため、
船旅に出る。

東中野の能舞台での公演。
エスニックな衣裳の役者が、打楽器による生演奏を行いながら作品が進む。
日本の正統派のシェイクスピア。
舞台壁部分に登場する地中海都市の地図が描かれ、登場人物の旅の流れがわかりやすくなっている。
柄谷吾史氏が思慮あるペリクリーズを好演


ところで
田上真里奈がマリーナを演じていたが、栗田氏はこれがやりたかったのかしら?