月・火と雨続きで、スカッとしない。
写真は日曜日に撮ったもの。

今日は3日間の Clinician Partners Program の初日だった。
これは、地域のヘルスケアを担う医師などのプロフェッショナルを対象にした研修プログラムで、アルツハイマー病および関連疾患の系統的な知識を得ることを目的としている。
僕のような訪問研究者・留学生達は自由に参加させてもらえるというので、米国でのアルツハイマー病診療の現状を知る良い機会だと思って参加することにした。

これでも僕は日本で十?年の臨床経験があるから、講義の内容にはすでに知ってることも多かったのだけれど、「この国らしい」と思ったのは、必ず経済的な側面についての言及があること。
アルツハイマー病は、現在米国において3番目にお金がかかっている(1480億ドル)病気なんだそうだ。
ちなみに1位は心臓疾患(3000億ドル)、2位はガン(2000億ドル)だそうだけど、それそれ非常に大まかなくくりであることを考えると、アルツハイマー病のインパクトの大きさが感じられる。

それにしても・・・朝8時から、30分ほどの昼食休憩を挟んで17時までレクチュアの連続。
さすがにこれだけ英語を聞かされると疲労が激しい。
天気予報によると明日も雨らしい。
暗いうちから起き出して、また雨の中英語を聞きに出かけていくのは、気が重いよ。

夕方の英語のクラスでちょっと息抜きが出来るといいんだけど。
宿題として、自分の周囲のアメリカ人を対象にちょっとした調査をすることになっていて、みんなでその結果を報告しあうことになってる。
お題は「大統領選挙」。
ちょっと面白そうでしょ。

というわけで、今日はちょい甘ジャズピアノで疲れを癒したい気分。
選んだのはー

Freddie Redd "Under Paris Skies"
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Amazonでは妙に高い値がついてるね。
白黒写真と組み合わされた空色が、ちょっとくすんで見えるのは気のせい?
ジャケットに漂うそこはかとない哀愁は、まさに演奏と同じテイスト。

試聴用には一番のお気に入りの美しい曲を。
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