この数日は随分暖かくなってきて、写真のように屋外のテーブルでランチを楽しむ人も見かけるようになった。

ラボの仲間の1人が昨日誕生日だったとのことで、僕らも今日は4人で連れだってランチに出かけた。
Bar Louieっていうレストラン・バーで、他のみんなはサンドイッチを、僕はジャンバラヤを食べた。
美味しいんだけど、毎度の事ながら量が多いんだよね。
チップも入れて23ドルの昼食だったけど、半分の量で半額にしてくれないかなぁっていつも思う。

テーブルで、
「実は僕もついこないだ誕生日だったんだ。」
って話したら、
「そういうことはちゃんと言ってくれないと、みんなで食事に出かける口実が減るじゃないか。」
って言われちゃったよ。
実は偶然にも他に2人ほど誕生日が近い人がいて、来週も機会をみてみんなでランチに出かけることになった。
こんどはお寿司かも・・・楽しみだ。

ところで、前回に引き続いて、英語のクラスの宿題で観た CBS 60MINUTES のニュース・クリップについて書こうかな。
これも裁判の話だ。(オリジナルの映像&記事はこちら

ドン・シーゲルマン(Don Siegelman)前アラバマ州知事は、収賄などの罪で懲役7年4ヶ月を宣告され現在服役中なんだけど、これが「政治的理由による訴追」ではなかったかとの疑惑をもたれている。
共和党の州アラバマにおいて、彼はたった1人成功した民主党の政治家だった。
共和党陣営は目の上のコブだった彼をつぶすために、5年にわたる調査活動の末、検事局を利用して彼を訴追させた。
有罪とされるにあたっては強力な証人の存在があったが、その証人も検事局に操作された可能性がある。
そしてその全ての黒幕が、ブッシュ大統領の上級顧問、影の大統領といわれるカール・ローブ(Karl Rove)であったというのが、その疑惑の内容だ。

真偽は議会の調査によって明らかにされることを期待したいけれど、シーゲルマンの対立候補の選挙キャンペーンを担当していた人物の奥さんが、検事としてシーゲルマンの捜査を進めていたという事実には、開いた口がふさがらない。
司法と行政の独立はいったいどこへ?
法の執行機関が「犯罪」ではなくて「個人」をターゲットにしうるとは、考えただけでおぞましい話だ。

さらにこのニュースには続きがある。
アラバマ北部において、このニュース・クリップが放映されているはずの時間(に限って)、テレビ画面が「ブラック・アウト」つまり真っ黒になってしまったというんだ。
地元のTV局は当初CBSの通信のトラブルと発表、のちに受信側のトラブルと修正したみたいだけれど、このTV局を所有するのが事実上強力な共和党(ブッシュ)支持者であることから、さらなる疑惑がまきおこっている。

そりゃぁ報道の中立性をいまさら盲信している訳じゃないけどさ・・・あんまりだよね。

コメントくださる方はコチラにどうぞ。

試聴用音源を集めた別ブログ Ma::Bo' Jukebox
このブログで紹介した音楽・本をまとめたショップ 1人で楽しむにはもったいないモノたち
もよろしく。