夫が依存症をわかってから

いろいろな本を読んだ

一番私がわかりすくためになったのは

「ギャンブル依存症」という本です


ギャンブル依存症 (生活人新書)


ギャンブル依存症 (生活人新書) (単行本)

田辺 等 


この本を読んで

私は夫がギャンブル依存症であると

確信しました

借金が問題なのではなく

夫の心の中に問題があることがわかりました

モンスターの正体がわかりました


この本を読んで保健所に相談に行き

そこで夫が作った借金は夫にしか

返済義務はなく家族には一切

返済義務が発生しないことも

教えてもらいました

それまで

私は夫の借金はこの家の借金と

思い込んでいました


そのとき気がつきました

夫が借金をする

私がなんとかお金を工面して

借金を返す

夫はなんにも困らない

借金返済以後の生活もそのまま

借金を作っても

私に言えばなんとかなると

思わせてしまっていたことに


でも

無意識のうちに

私は自分の事には

できるだけお金を使わず

洋服もあまり買わず

大好きな本さえもなかなか買えず

できるだけ図書館を利用して

少しでもお金を貯めなきゃ

うちは破綻する

私がしっかりしなくちゃと

思い込んでいました


今はもうそんなことやめて

子ども達と私は

贅沢は出来ないけど

そんなにぎちぎちに

ガマンするのはやめました


今思えば

生活保護世帯より

ひどい生活だったかも

なるべく残さなきゃって


でも残したって

全部ギャンブルに使われる

ためだったのに

本当にバカだった


でも今度はもう

夫の借金は夫のもの

私のものじゃないって

わかったから

働いて自分の名義で貯金を残して

夫の借金はイッサイ知らない


自分で債務整理するなりなんなり

してもらう


貯金がたまってたら

そこまでと思って離れる


これから働いて

お金を貯めても

もう絶対に出しません


もっと

ギャンブル依存症という病気の認知度があがって

借金は借金をした本人のみの責任で

家族にはなんら返済義務がないという

あたりまえのことが広く世間に知られて欲しいと思います


「覚せい剤やめますか?人間やめますか?」

じゃないけど

「借金は家族にはなんの返済義務もありません。

肩代わりはいっさいまったくする必要はありません。

ご注意下さい」

みたいに宣伝して欲しいと思います