小保方晴子ホームページ開設と同時にミニマムゲノム及び乳がん幹細胞でSTAP言及opt4も各論文 | ぼくはくま

小保方晴子ホームページ開設と同時にミニマムゲノム及び乳がん幹細胞でSTAP言及opt4も各論文

小保方晴子元早稲田大学博士は、3月末までにホームページを開設し、STAP論文プロトコルを英語で公開した。

http://stap-hope-page.com/




また、英語表現の誤りや、mol計算ミス(現在は修正)が指摘されているが、ノーベル賞受賞研究者が受賞まで満点であることはなく、英語は伝達手段で中身コンテンツが重要のはずだ。


もっとも、フジテレビ4月3日放送のMr.サンデーで、Nature記者が取材に応じ、「新たな検証なく、腹たった。英語だが日本人向けではないか。」など報じた。小保方晴子氏がまず(英語で)謝罪したが、具体的でなかった。PCR電子泳動映像の切り貼りは縦線入れ注釈なかったから改ざん判断され、画像取り違えは2月20日にNatureに差し替え訂正済みだったのに問題発覚後3月末に押収した実験ノートから追跡できないので捏造と(推定)判断された。具体的でないので、改ざん捏造さらにES細胞混入の全体を謝罪したことになり、謝罪は間違い認めたとなり、腹立つということだろう。



ES混入は、当時無給研究員だった小保方晴子氏がマウス予算なく、若山照彦教授予算から渡されたマウスに何らかの原因で若山研究室にかつて在籍した大田浩元研究員(小保方晴子氏理研在籍開始一年前に京大助教に転出)が樹立したES細胞FES識別のマークされたマウスで実験し、STAP実験過程でマークされたダブルマークとなり、実験の証明ができなかったということだ。

混入ES細胞で捏造したという仮説ストーリーの状況証拠として、小保方晴子研究室に残されたES細胞チューブが大田浩FESだったので、そう判断してしまった。しかし、ES細胞から胎盤には原則としてならず、FES~胎盤にはならない。研究者もこの仮説に傾いたのは、がん化リスクのないSTAPにがん化リスクあるIPS研究費削減の本音のほかに、例外的にES細胞から胎盤になるとの論文を理研丹羽氏が発表していたからだ。


小保方晴子研究室に残された大田ES細胞は、理研に引っ越し後、それまで残されたチューブは手付かず保管しただけと小保方晴子氏は供述。しかし、STAP研究停止後、出勤停止になってから何者かが混入ES細胞ストーリーのため、小保方晴子研究室に置いたという可能性もある。




小保方晴子ホームページ開設後、関連するかもしれない2つの論文が発表された。しかし日本では報じない。


まず、3月24日発表のミニマムゲノム JCVI-syn3.0 。

http://www.jcvi.org/cms/press/press-releases/full-text/article/first-minimal-synthetic-bacterial-cell-designed-and-constructed-by-scientists-at-venter-institute-an/



http://science.sciencemag.org/content/351/6280/aad6253


以下引用

http://www.afpbb.com/articles/-/3081664



最小限のゲノムを持つ細菌を作製、ヒトゲノム解読の米科学者ら

2016年03月25日 13:02 発信地:ワシントンD.C./米国

科学・技術


【3月25日 AFP】生物が独自に機能・自己複製するために不可欠な遺伝子だけしか含まない最小限のゲノム(全遺伝情報)を持った細菌を人工的に作ることに米国の研究チームが成功した。生命の起源の解明に向けた大きな一歩だ。米科学誌サイエンス(Science)が24日伝えた。

 この細菌のゲノムは「JCVI-syn3.0」と呼ばれている。含まれる遺伝子の数は、人間が約2万個なのに対し、わずか473個しかない。

 だが、今回の研究を率いたクレイグ・ベンター(Craig Venter)氏とクライド・ハッチンソン(Clyde Hutchinson)氏の2人と共同研究者らがこれまでに機能を特定した遺伝子は149個で、全体の3分の2ほどの遺伝子の機能は未解明だ。ベンター氏は世界で初めてヒトゲノムの解読を行ったことでも知られている。

 米マサチューセッツ工科大学(MIT)の合成生物学者で今回の研究には参加していないクリス・ボイト(Chris Voigt)氏は「研究者の最初の仕事は、これらの遺伝子の役割を調べることだ。これにより、基礎生物学の新たな知見が得られることが見込まれる」と述べた。

 だが、相同遺伝子(同一の起源を持ち、異なる部分があるが同じ機能を持つ遺伝子)の可能性がある遺伝子が他の生命体でいくつか見つかっている。このことは、これらの遺伝子が、現時点ではまだ機能が分かっていない普遍的なタンパク質をコード化していることを示唆している。

 研究チームは、健全な成長には必要だが生命維持には必須ではない遺伝子を特定するため、個別の遺伝子を取り除いたり、機能を失わせる実験を繰り返した。一連の実験を通して、生命活動の維持のために最小限必要なゲノムが得られた。

■遺伝子を除去してその重要性を知る

 ベンター氏は電話会見で「生命に関する基本的な疑問に答えを出す唯一の方法は、最小限のゲノムを得ることだと考えられる」と説明した。「おそらく、これを行うための唯一の方法はゲノムの合成を試みることだろう」

 研究チームは、自律的に増殖する既知の生物の中で最小のゲノムを持つ細菌マイコプラズマ(Mycoplasma)に着目した。

 今回の研究の重要な発見の一つは、当初は「必須ではない」と分類されていた一部の遺伝子が実際には必須だと分かったことだ。

 「飛行機について何も知らない人が(米ボーイング(Boeing)の)777型機を調べるとする。部品を取り外すことでその機能を突き止めようとして右の翼からエンジンを外したとしよう。それでも離陸や着陸は可能だ」とベンター氏は解説する。

「そのため、それは不必要な部品だと判断されるかもしれない。それが必要不可欠な部品であることは、2個目のエンジンを取り外して初めて分かるのだ」「不可欠ではないと思われた部分を取り除いて初めて、実は不可欠な要素だったことが分かる。このようなプロセスが何度も繰り返された」(ベンター氏)

 つまり、最小限のゲノムには、このような一対の遺伝子のうちの一方を含める必要があった。今回作られたゲノムには、ゲノムの遺伝情報の解読と発現、および世代間での遺伝情報の維持に関与する遺伝子がほぼ全て含まれている。

 MITのボイト氏は「これは、ゲノムが完全に解明された生きた細胞の作製に向けた重要なステップだ」と話している。(c)AFP/Jean-Louis SANTINI


引用終わり






次に、乳がん幹細胞 ES細胞と同様にKLF4、OCT4、SOX2ならびにNANOGの発現によって特徴づけられ、自己複製能と多分化能を有している。

OCT4はSTAP論文で初期化の重要因子としていた。




http://m.pnas.org/content/early/2016/03/17/1602883113

以下引用


http://p4d-info.nig.ac.jp/newswatch/?LIMIT=3184

2016年04月01日

乳がん幹細胞はES細胞に倣って腫瘍微小環境の低酸素状態を活用する

Corresponding author: Gregg L. Semenza (Johns Hopkins University School of Medicine)乳がん幹細胞(breast cancer stem cell: BCSC)は、ES細胞と同様にKLF4、OCT4、SOX2ならびにNANOGの発現によって特徴づけられ、自己複製能と多分化能を有している.ES細胞においてこれら4因子のmRNAはアデノシンN6位がメチル化される修飾(N6-メチルアデノシン:m6A)を受けている.m6Aの主要な機能はmRNA分解にある.それに符合して、メチル基転移化酵素をノックアウトすると、m6Aが減少し、NANOG mRNAが安定し、ES細胞の多分化能が失われていくことが報告されている.しかし、メチル化と脱メチル化のバランスを決定する生理的信号が明らかにされておらず、また、m6Aのがん幹細胞における役割もまた不明であった.一方で、RNAデメチラーゼであるAlkBホモログ5(ALKBH5)の発現が低酸素環境で誘導されることが報告されていた.研究チームはES細胞で起きている分子機序と同様に、「乳がん細胞において、低酸素状態の信号を感知しただけで、低酸素誘導因子(hypoxia-inducible factor: HIF)を介してALKBH5の発現が亢進し、NANOG mRNAのm6Aが減少し、NANOG mRNAが分解されずに安定になり、NANOGタンパク質レベルが上昇し、BCSCが増殖する」という機序を経て、「腫瘍微小環境微小環境特有の低酸素状態が、BCSCsの存続と増殖をもたらすm6A調節の生理的信号になっている」とする仮説を立て、実証した.乳がん細胞株を利用したin vitro 実証実験に加えて、1,000個のトリプルネガティブ乳がん細胞株を移植したモデルマウスにおいて、ALKBH5のノックアウトによって、NANOGの脱メチル化が起こらずに腫瘍発生が抑制されることを見出した.

引用終わり


さらにバカンティ教授も口コミ開いた。



引用開始


http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160331-00048272-gendaibiz-bus_all


小保方さんの恩師もついに口を開いた!米高級誌が報じたSTAP騒動の「真実」

現代ビジネス 3月31日(木)11時1分配信





〔PHOTO〕gettyimages

 小保方さんは間違っていたのか、それとも正しかったのか―アメリカの権威誌に掲載された記事には、日本で報道されていない新たな証言が書かれていた。世界中が彼女に注目し始めている。

すさまじい駆け引き

 「私は、STAP細胞は正しい、確かに存在すると100%信じたまま墓場にいくつもりだ」

 こう語るのは、小保方晴子さん(32歳)の恩師、アメリカ・ハーバード大学のチャールズ・バカンティ教授だ。バカンティ氏は、小保方さんが発表し、後に撤回された「STAP細胞論文」の共著者でもある。

 小保方さんが、自らの言葉で綴った手記『あの日』が、海の向こうでも話題になっている。アメリカで有数の権威を持つ週刊誌『NEW YORKER』(ニューヨーカー)の電子版に、一連のSTAP騒動を検証する記事が掲載されたのだ。筆者は、アメリカ人のデイナ・グッドイヤー女史(39歳)。'07年まで『ニューヨーカー』の編集者として勤務し、その後、ノンフィクション作家として独立した人物である。

 冒頭のバカンティ氏の言葉は、グッドイヤー女史のインタビューによって騒動以降、初めて明らかになったものだ。

 在米の出版社社員が現地の様子について語る。

 「バカンティ教授が取材を受けたのも『ニューヨーカー』だからこそです。それくらいこの雑誌で記事が組まれることはステータスでもあるんです。この記事を掲載するに当たって編集部は約半年にもわたり、準備をしたそうです。かなり気合が入った記事であることは間違いない。小保方さんが手記を出したことで、世界が再び彼女に注目しています」

 『ニューヨーカー』はアメリカ雑誌界の最高峰に君臨。読者層は知的好奇心が高く、「高級で権威がある雑誌」と認識されている。紙の雑誌の発行部数は100万部以上。

 電子版も好調で、こちらも100万人以上の会員数を誇る。一本一本の記事が丁寧に書かれている総合誌で、非常に読み応えがあるのが特徴だ。

 小保方さんに関する記事のタイトルは「THE STRESS TEST」。幹細胞研究の世界はまさに陰謀、欺し合いが錯綜している。そこに細胞に対して行う「ストレス・テスト」を引っかけ、ストレスに弱い者は、科学界で生き残れないことをこの記事は示している。

 グッドイヤー女史は日本中を巻き込んだ「STAP」騒動をどう分析しているのか。

 まず小保方さんの登場について記事ではこう書かれている。

 「この仕事(STAP)の背後にいた『革命児』が小保方晴子であった。彼女は男性中心の日本の科学界に女性として一石を投じた。彼女は他の女性に比べて、男たちとの駆け引きの中で生きることに長けていた。そして独創的な考えの持ち主であると賞賛されていた」(『ニューヨーカー』より・以下カッコ内は同)

 その小保方さんを引き上げた人物こそ、バカンティ教授だった。

 「小保方がバカンティ教授の研究室にやってきた時、バカンティはすぐに『彼女にはopen‐minded(心の広さ、進取の気性に富む)と、明敏さがある』ことに気づいた。ただしバカンティは当面、細胞にストレスを与えると幹細胞を作り出す可能性があるという仮説を伏せておいた。

 彼がもっとも避けたかったのは、留学生が自国に戻って、他の誰かの研究室で彼女のアイディアを展開することにあった。バカンティは私にこう言った。『私の主な懸念は、我々はハルコを信用できるのかだ』と」




「彼女には才能がある」

 だが、バカンティ氏の懸念は杞憂に終わる。小保方さんは彼の研究室で信頼を高めていった。

 「小保方の下でリサーチ・アシスタントとして働いたジェイソン・ロスはこう言った。『彼女がいかに才能があるかは、誰もが分かった。ハルコのような才能のある人はそう多くはいない』。

 それに対して小保方はこう返した。『日本では女性研究者は二流です。たとえ年下の大学生でも、男性が必要としたら、女性は顕微鏡を使うのを諦めないといけません』」

 やがてバカンティ教授の元での短期留学を終えた小保方さんは、日本に帰国し、'11年に理化学研究所(CDB)の研究員に。そこで「STAP騒動」のキーパーソンである若山照彦教授のチームに所属する。そして本格的にSTAP細胞の研究に取り組んでいく。

 「生物学者の山中伸弥がノーベル賞を受賞したとき、CDBの研究者たちの野心は奮い立った。CDBのチームは、自分たちの発見が山中の発見と張り合う、いや山中の研究をobsolete(時代遅れ、廃れた)にしてしまうとまで考えた」

 その一方で、当時の小保方さんについては、

 「小保方はCDBでの昇進は早かったが、うまく適応できてなかった。アメリカ的になっていたので、元同僚たちによると小保方は、日本の研究所の厳格なヒエラルキーにイライラしているように見えた」

 と記している。

 '12年、STAP細胞発見への意欲を見せる小保方さんのもとにもう一人の協力者が現れる。それが騒動中に自殺した笹井芳樹・元CDB副センター長だった。笹井氏のもとで、小保方さんは論文を再構築する。

 そして'14年、ついに世界的権威を持つ科学雑誌『ネイチャー』にSTAP論文が掲載される。日本のメディアは割烹着姿で顕微鏡をのぞき込む小保方さんを「リケジョの星」、「ノーベル賞級の発見」と煽り持ち上げた。

 だが、風向きが急速に変わり始める―。

 「ブランドン・ステルという名の神経科学者が'12年に創設した『PubPeer』というオンライン・フォーラムがあり、そこでは誰もが科学論文を分析して議論することができる。STAP論文は彼らにとってまさに、好奇心をそそる材料であった。2週間も経たないうちに、匿名のユーザーが論文に掲載された画像の2つがほとんど同一のものであることに気づいた」

 STAP論文の発表は世界に衝撃を与えると同時に、世界中の研究者からの検証にさらされることにもなった。これこそが「ストレス・テスト」なのだ。このテストにバカンティ氏と小保方さんは耐え抜くことができなかった。

 「ハーバード大学の科学者でボストン小児病院の幹細胞移植のディレクターであるジョージ・ダレイは私にこう言った。『当時、世界中の私の同僚たちは、お互いにメールをしあって、おーい、何が起きているんだ。うまくできたか? 誰も成功してないのか、と言い合っていた』」

今も信じている

 グッドイヤー女史によると、ダレイは「STAPは幻想である」ことを立証するための論文を『ネイチャー』に発表する準備を始めたという。さらにダレイは2回にわたって、バカンティ氏に間違いを諭そうとしたが、無駄に終わったという。

 「ダレイは私に『バカンティは自分が正しいと思い込んでいる』と言った。

 そして、昨年の9月、『ネイチャー』はダレイのSTAPに関する論文を掲載した。そこには小保方の主張を正当化すべく7つの研究室が再現をしようとしたが、すべて失敗したと書かれていた。

 この論文の共著者であるルドルフ・イェーニッシュは、遠慮することなく私にこう言った。『小保方が若山にいろいろ混ざった細胞を渡したことは明らかだ。若山は彼女のことを信じてそれを注入した。そして美しいキメラができた』」

 バカンティ氏は一度、小保方さんに「データの捏造はしてないのか」と尋ねたが、小保方さんの答えは、「それならこんなに時間をかけて実験はしない」だったという。

 さらに記事の中には、バカンティ氏は論文撤回後もSTAP細胞作製に向け、いまも研究を続けていると書かれている。

 断っておくが、『ニューヨーカー』に掲載されたこの記事は、誰が正しいと断定はしていない。あくまでそれぞれの当事者に取材し、主張を丁寧に拾ったものである。騒動以降、口を閉ざしたままだったバカンティ氏が、今も小保方さんを信じ続けていることは、この記事を読めば十分に伝わってくる。

 筆者のグッドイヤー女史は今回、記事を書くにあたって小保方さんとメールでコンタクトを取ったことを明かしている。

 「小保方は『私はスケープゴートにされた』と書いてきた。『日本のメディアはすべて、若山先生が犠牲者で、私がまったくのろくでなしと断定した』とも」

 小保方さんは今、どんな思いで、何を考え、日々を過ごしているのだろうか。

 「週刊現代」2016年3月26日・4月2日合併号より

週刊現代



引用終わり