砂漠 (新潮文庫)/伊坂 幸太郎
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あー。
今の時期に読めてよかったなあーって本。
なんか、最後の莞爾の北村たちに向かって放った”おまえらみたいなやつと仲間になりたかった”っていうのは、作者自身のセリフであり、読者たち自身のセリフであるような気もする。本当に良い仲間たちだ。

中でも、みんな大好き(?)西嶋君は僕のアイドルである。
なんかあとがきで「西嶋サイコー」って書いてあって、「ああーなんだ俺だけじゃなかったのは好きだったのは」っていう、まあ、考えてみれば当たり前かっていう、、、ちょっと落ち込んだけども。
彼の放つセリフの一つ一つとか、彼の行動ひとつひとつが本当に大好き。
”助けちゃえば良いんですよ”
”こんな魂のこもっていない音楽を聴いて何が楽しいんですか”
”マネキンの服を全部買ったら恥ずかしいですかね”

数え切れないほどあるけれども、中でもワタクシがすきなのは、合コンの席で、
”抗生物質をどんどんあげちゃえば良いんですよ”
と言い放たれたセリフ。
北村同様、所構わずそういうセリフを吐いちゃう西嶋にすがすがしさを感じたのだなあ。

結局西嶋と東堂は付き合ったのかな。
多分付き合ったんだろうなあ。
西嶋の最後やりたいことってのはひょっとして東堂のケーキ職人になることの資金援助だったりして。
でも、彼女の家は金持だしなあーそんな西嶋が手助けする必要もあるまいなあ。
なんだろうなあ。うーん。
自分は鳥瞰型かな。近視眼型かな。
どっちかというと鳥瞰型なのかなあ。けど、段々近視眼型になっている気もする。
分類することなんてちっとも偉くないけども。
鳥瞰するのも悪いことばかりではない。見下しているというとらえかたもあれば、その全体像を楽しんでいるというときだってあるからね。
これはきっと麻生氏の提示していた、使命感を感じているタイプと、遊び呆けるタイプというあのタイプわけに通ずるものがあるね。なんか麻生氏の言葉を聴いて、自分は勝手に使命感を感じているんじゃないかってちょっと怖くなったしばかばかしくもなったよ。そんな遊ぶほうじゃないしさ、自分は。土地柄もあるけど。
あ、今思えば莞爾が東堂に協力したのも、実は東堂のミスコンみたさの他に彼らの仲間に加わりたかったっていう思いもあったのかなあ。なるほどな。おもしろい。

俺も、そんな仲間ができるかな。もうできているかも。いやー。
けど、仲間なんて5人いれば十分だよ、って感じさせてしまうこの小説、実に最高だ。
アウトレイジ [Blu-ray]/ビートたけし,三浦友和,椎名桔平
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あー。
椎名きっぺーかっこいいなあ。あー素敵・・・。

こんな感想じゃ、「神w」と「まじやべー」とかとそんな変わりないな。
けどそれと大して違う感想も書けないものね。
ま。
殺し方一つ一つにもそれなりのこだわりがあるんでしょうなあきっと。
この人にはこの殺し方で死んでもらおう、とか、この役にはもっとむごい死に方をしてもらおうとか。
北野武なりのこだわりがあるんでしょう。やはり歯医者で口内を刃物でかき混ぜ、血を吐き出し、その数秒後のシーンで顔面マスクをして、まったくしゃべれなくなっているという山瀬会長。あまりにもむごすぎる。そして、あと数秒速く告白していれば指は残っていたのになあーと本当に悔しくなるラーメン屋の店長。いちいち、画面の前で痛い顔をしてしまう自分がいるわけなのです。それと、一人やくざの世界に警察分片岡が混じって出てくるけども、彼が警察であるっていう設定は最初は分からないわけなんだけど、その設定が分かるのが結構時間が経ってから。その設定が視聴者にばれるシーンはあっけなくて、別に、どうだ警察だったんだぜ、とか気付かせるつもりもないような、何気ないシーンでいてすごく良い。まあ、なかなか彼が警察であるということがそれなりに大事な意味を持つのだけど。ぼーっとしてると普通のどーでも良いシーン(どうでもいいということはないかもしれないけど)と見境なくなっちゃって気づかないまま終わることもあるかもしれないんだ、彼の映画は。全部がそつなくてあっけないからねえ。それが”無駄がない”ってことなんだろうけど。

北野武監督の作品は「HANABI」「その男、凶暴につき」「座頭市」と見ているけれども、今回は彼自身の出演は控えめですな。控えめという言い方はちょっと違うのかもしれないんだけど。いつもの映画では彼自身が”主人公”であったけど、今回はヤクザの世界が主人公といった具合じゃないかの。やくざの世界そのもの。だから映画の宣伝に4人、下に7人並んでいるけど、別に北野武がその中で大きな写真でピックアップされているわけでもない。最初はちょっとしたポン引きにからまれたことが原因だけど、それが何人もの命を奪っていって、何人かの人だけが喜ぶという。人間は誰も最後に死ぬんだけど、こんなつまらないことで死ぬのかと考えるか、つまらないことで死ぬのも病気で死ぬのも一緒であると考えるか。と哲学的なことを言ってみるけれども、成人を迎えない私にはどちらでも良いことで、全くいまのところ死を身近に感じることはない。

やっぱり、楽しいな。
最後に水野とその女とのセックスシーンなんかちょっと虚しいけど悲しいけど、やさしい。
もう人生が終わると分かった男女の、最後の愛、水野の最後のせめてもの償いとでもいった方がいいのだろうか。

しかし、DSを大音量でやりながらラーメン屋に入ってきて、指の入ったラーメンを出された客は気の毒だなありゃ。
もう一生ラーメン食べる気にならないだろうね。ソーセージも無理でしょ。
あーやだな。そんなのやだよwwww
BOLERO/Mr.Children
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いやーまずすごく書きやすいのから、執筆させてくださいw
執筆なんて言葉を使わせていただくこと自体、執筆のプロの皆様や、記者クラブの皆さまには恐れ多いことでありますけれども。ええ、とりあえずこれで、最初ね。全く違う畑のマイルスデイビスかYMOが今近くにあるCDだけど、難しいからやめよう。

いわゆるショパンの"ボレロ"から捩ったものだろう。
え待って。今、You Tubeでショパン様のボレロ聴いてますが、そんなミスチルのボレロと関連性ない?w
この全くノープランで記事書いてる感じ。あー早くもブログ閉鎖だろうか。えー。
よし。落ち着こう。とりあえず、ボレロっちゅうのは辞書的な意味で、「ギターとカスタネットの伴奏する、三拍子のスペインのダンス」てな意味らしい。ふむふむ・・・一体何が三拍子だっていうんだ?え??そんな曲ないぞ。えー。ひょっとしてショパンのボレロとは全く関係ない?しかしだなあ、収録されている11曲目はどうもクラシックとは無縁には語れない曲だと思うんだわな私は。うーん。Wiki見てもいいが、つまらないな見ちゃうと。

とりあえずこのアルバム、収録曲がすべてとてもとても素晴らしい。
シングル曲はもちろんのこと、アルバム曲がほんとに好き。
当時、売れることのプレッシャーに憔悴し、私生活でも不倫など色々あったという桜井さんの、これでもかっていうくらいの正直な内面が歌詞にうつしだされているようで。

「Everything(it's you)」のサビの部分なんか、「STAY」とか「好きなようにしてー」とかほんと、それはメロディーに歌詞が乗っっかっているから歌になっているというだけであって、もうなんだかただの叫びというか雄たけびではないけど、心の悲痛な叫びにしか聞こえない時も良くある。この曲を初めて聞いたのは中学生の時で、多分過去のVTR特集で、TVで流れていたのを見たんだと思うんだけど、ちょっとこのメロディーには若干引いた覚えがある。それはなんだろ、脳裏に焼き付けられてこびりついて離れないってものなのか、あまりにも単純な一音を伸ばすだけのサビに戸惑いを覚えたのか、なんなんだかよくわからないけど。不倫という作詞家のバックグラウンドをふまえていて改めて歌詞を読むと割とすーっと理解できるというか、良く分かる歌詞だと思う。んで歌詞が分かっちゃうと、ちょっとわがままな歌だと思うようになる。ひどい男だ!なんて思っちゃう女陣もいそうだと思いますが。だが、恋においてはわがままが過ぎてしまうと、なかなかすぐにそれを避けることができないよなあ。

んでメロディーラインとサビのホーンセクションが素敵な「タイムマシーンに乗って」。
中学生の僕は気づきませんでしたが、というかあんまり目立つ箇所ではないんだけど、サビのバッキングがとても好きだwここらへんのアレンジはさすが小林氏とミスチルって感じです。ここのアレンジが決まった時、納得してうなづく両者の光景が浮かびます。意外にあっさり生まれて、そんな大して本人たちも意識していなかったりして(笑)わたしゃ大好きなんですよ。後はなんか、この歌詞の詰め込み具合と、桜井さんのひねくれた歌い方がとっても最高で。”前略宮沢賢治様僕は理想と現実があべこべです””わずかにあるマネー誰かの猿真似”とか、もうなんかこの歌詞で何人もの人をぶんなぐれるような気がして。ひょっとして自分も殴られる側の人間かもしれないけど。だけどだけど猿真似だの平均的をこよなく愛すだの色々言っといて、色々風刺しといて、最後には”どうか水に流しておくれこの愚かなシンガーのぼやきを”なんて言ってる桜井さんwこういうとこがまた良いんだよなあ。無責任感がねえ、好き。あんまり無理矢理感がないというか。なんだろうねえ。所詮は私のつぶやきですよっていう意味もあるんだろうけど、どうせ俺がこんなこと言ったって変わらないでしょとかいう皮肉めいた感じもなくはない。どっちなんだろうな。どっちでもおもしろい。

まあ曲紹介はここで終わり。なんで終わりかっていうと、一回結構書いた記事が消えたからwww
メタルじゃなくてもハードロックじゃなくても、要するに激しいギターリフや、低音ボイスがなかったとしても、狂気や悲しみ、興奮、楽しさは少ない楽器の中からでも十分に生み出すことが可能であるということ。これはこのアルバムから学んだ、一番の教訓である。そして、AREAで小林氏が言っていた、いわゆるメインのメロディーとのカウンターメロディーのすばらしさも特筆すべきものがある。ちゃんと”カウンター”しているあたりがさすがミスターチルドレンと言ったところでしょう。あーせっかく結構書いたのにな。最初から消えるとはw

とりあえず、本当に私、このアルバムは大好きです。
ぜひご一聴あれ。