両親の引っ越しまで3か月を切りました。

子供を学校に送り出してから、実家に行って引っ越しの荷造りをする毎日。

ようやく実弟もハローワークに通うようになっていました。

 

弟嫁からは時折電話があり

「あんたの息子なんだから責任取って。あんたが育てたんだから」と慰謝料を要求してきたそうです。

その度に母から電話があり「どうしよう」

私は、慰謝料も養育費も実弟のしでかした結果だから仕方ないけど、それは夫婦の問題で親は関係ないから、と言っていました。

その後、引っ越し先も弟嫁に知らせてはいなかったので、それきりになりましたが。

 

その年2011年、あの東日本大震災の年でした。

ガソリンもなかなか買えなくなり、引っ越しが本当にできるのか不安でしたが、たまたま両親の引っ越し先の地域が計画停電の区域外でエレベーターも泊まることなく、無事に引っ越しが出来ました。

 

親も知らぬ間に、いつの間にか実弟の離婚も成立し、引っ越しと同時に家に戻ったようでした。

 

アルバイトも決まり働き始めたようでしたが、住宅ローンの返済は滞り、引っ越しから数か月、ついに連帯保証人の父に督促状が届いたのです。

 

母から又しても「どうしよう、連帯保証人になっていたなんて知らなかった」と。

 

いやいや、契約時も一緒に動いていたはずです。

家計の管理も母がしていたはずです。

どれだけ父に依存していたのでしょう。

 

私や夫が調べ、不動産屋に相談もし、競売にかかる前に売りに出した方が少しでも借金が減るからと進言し、母親が実弟に連絡を取ったようです。

会ってもほとんど何も言わず、こちらの言うことに対してはナマ返事。

 

その時、私が母に示した選択肢は2つ。

老後の貯えを吐き出し、実弟と一緒に住むか。

自分達の身を守って実弟を切り捨てるか・・・でした。

 

母は自分たちを守ることを選択したのです。

 

そして実弟は何も自分から動くこともせず、安アパートに引っ越して家は競売にかけられました。