オーギュスト・ロダン『永遠の青春』@ヤマザキマザック美術館 | 彫刻パラダイス

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ロダンは、ダンテの『神曲・地獄篇』からさまざまなイメージを得ましたが、そこに語られているパラオとフランチェスカのエピソードには、特別な関心をしめしました。


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ふたりの恋の最初の瞬間を主題とし『接吻』が、制作され『永遠の青春』『永遠の偶像』が制作されました。『永遠の青春』は、『岩上の青春』という題もあり、裸体の恋人たちが接吻を交わす場面にはふさわしいとはいえない恐ろしい岩場が設定されているのは地獄の業苦のイメージがそこから払拭されないことを示しています。

『永遠の青春』は、大理石やブロンズによる、大きさや形を多少異にするヴァージョンやレプリカが数多くつくられています。左手の岩場があったりなかったり…

『永遠の青春』についてはGeeさんの記事もご覧下さいね。 きょうの石膏像は→ こちら

国立西洋美術館 収蔵の画像は、文化遺産オンライン → こちら


オーギュスト・ロダン 『永遠の青春』(縮小像)

69×80×38

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