三年来、やらねばと思いつつできていなかったことが、

家の整理。


去年から少しずつ、不要物を捨てていく断捨離を始めました。


今日は、車庫の隅っこにダンボールのまま積み上げてある古い本を

整理・・・


これ、以前福岡に住んでいた頃に買ったものを持って帰ったのですが、家に入りきらずに積み上げてあったやつです。


もうすこし雨漏りのおかげで、ダンボールに穴があいていて、

虫食いで読めなくなった本もありますが、

それをひとつずつ、整理。


様子の良いものは、ブックオフへ^^

大抵は買取拒否になりそうなのばかりです。

それは、エコクリーンプラザという、廃棄物処理場に持っていくために、ダンボールに詰めなおしました。


40年前の学生時代に買った、ジャズの専門誌

『スイングジャーナル』誌まで出てきました・・・


バイトをしてはせっせとジャズのLPレコードを買い集めていたころの

ものです・・・


スイングジャーナル誌はもう廃刊になっているので、

惜しいと思う気持ちもありましたが、40年一度も見なくても

なんにも不自由しなかったもの・・・


こういうものこそ、涙を飲んで廃棄するのが

断捨離ですね。


再び目にしても、心がときめかないもの。

古い靴や古い服、使い道のなくなった家電品・・・

どんどん捨てまくりますよー><;


そしてシンプルで広々となった室内に

大の字になって寝転んでみたい・・・


人間本来夢一物・・・


私の不要物は、ほとんどが本ですが、

これほどたくさん買い込んだ本の知識で、

人生を実際に豊かにしてくれたものはごく一部でした・・・


不要な知識に踊らされている現代人、それが私です^^;


オーストラリアのアボリジニは、記憶を三次元的に一瞬にして

覚え、それを同じ部族内で

必要な時に共有することができるのだそうです。

三次元の記憶だから、見ればすぐにいつ、どこで、誰が何を

どのように、どうしたかが瞬時に再現できるのです。


だから、彼らには文字も不要だし、本もいらない。

故に場所をとる本棚もいらないし、

本棚を置く部屋も家もいらない・・・


これって、便利ですよねー。

人間に本来備わっていた能力らしいのですが・・・

物質文明の発展とともに、現代人が忘れてしまった能力。


とてもシンプルな生活をしている彼らですが、

私たちよりはずっと心豊かなわけですね。


そんな生活に憧れます・・・・