子供に自己管理は難しい。
でも、出来るだけ自分の状態を知っていてほしいと願うあまり、
自己管理を口にしてしまう。
喘息の発作は場合によって、死を招くことがある。
なんかのTVでやっていた。
4,5歳の子が浅瀬で足を滑らし、パニック状態になり、喘息の極度の発作が
タイミング悪く出て、窒息死。。。
川で溺れたはずなのに、死因は窒息死。
死後の世界からのメッセージで、真相が分かったというものだった。
発作は恐ろしいものなんだと、その時改めて思った。
実際に、喘息を体験したことのない私は、それがどれだけ苦しく、恐ろしいのか
理解してやれていなかった。
「ごめんよ。。。」
息子の咳きで、弟たちが夜泣きを始めると、私は息子の咳を疎ましく思ったこともある。
まだ、メプチン(発作を止める携帯用の吸入器)を処方してもらえない時期だったので、
本来ならば、発作が出た時点で、病院に連れて行ってやらないといけない。
そこまで、危機を感じていなかった。
メプチンは発作を即時止めることが出来る吸入器である。
霧状の薬を吸うことで、気管支の緊張をほぐし、気道を確保するもの。
メプチンを処方してもらえるのは、体重が20キロを超えたぐらいから。
20キロ未満の子供には、強すぎる薬だからだ。
副作用として、動機が激しくなる。
決して体には良くない。
でも、発作を止めるためにはそれしかない。
このわけの分からない病気を持っている息子は、どう思っているのだろう。
息子は明らかに話づらく呼吸もおかしいのに、
私 「発作出てるんじゃない?」
息子「大丈夫だよ」
私 「でも、話しづらいよね?」
息子「うん。でも大丈夫」
と、こんな会話になる。
私 「自分でヤバイと思ったら、ガス(メプチン)吸わなきゃダメだよ!
ママじゃ分からないんだから」
息子「じゃあ、吸おうかな」
自己管理、自己判断を出来るようになれば、ある程度は安心できる。
でも、気にして声をかけてあげないと、息子は我慢してしまう。
本当に我慢できる範囲なのか、ヤバイ域なのか、私では分からない。
でも判断を誤って命を落とすことが何より怖いし。
私 「ヤバイ時は、ガス吸うようにしてよ、頼むから~」
息子「うん!」
毎日、息子の様子を観察しているので、前よりは状態を把握できる。
家に居るときは私が声をかけてやれるけど、
学校へ行ったときが一番心配。
先生に喘息の発作が判断できるのか?
医者でも掛かりつけ以外のところで見てもらうと、
言うことがかなり違う。
喘息の発作の症状は複数あり、個人個人で違うらしい。
息子は呼吸しづらくなり、肩で息をし始めたら、発作と判断できる。
立っていられないとか、顔が赤くなるとか、咳が止まらないときもある。
咳が全くでない発作もある。
やはり、自己判断にゆだねるしかない。
出来るだけ、最善の処置をと願うが、子供にそこまで願うのも
無理な話なのかもしれない。
エライ時でも、「起きてガスを吸うのが面倒くさい」と言ったこともある。
子供らしい意見だけど、それではダメなんだよ
息子に罪は何一つないのに、苦しい思いをさせていることが
苦しくてたまらない。
だから、私が出来ることを全力でしなきゃと思う。
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