毎日、指先で卵を1つ1つ捕ってる者です。こんばんは。

卵は、糸のような粘膜のようなものにからまれており、ブドウの房のようになってたり…

そのままでもいいとは思うのですが、1個づつバラけさせたほうが"通気性"?みたいなものがイイかな(実際には、無精卵のような腐っていく卵とくっついてても良くないとかの理由もありますが)と思い、手摘みで個別に取り分け、プリンカップに入れています。

 

ちゃんと受精した有精卵って、手でコロコロしても壊れないんですよね。

すごく丈夫です。

 

ただ(昨日までのBLOGでも書きましたが)この時季になってくると、卵が有精卵だったとしてもなかなか孵えらない(><;)

もちろん、ネットで調べると 卵から孵るにはトータル250℃必要 というのが誰もが知る知識のようですが、25℃の水温なら10日、30℃なら8日ちょい・・・の計算となりますが、夏場でも三日ぐらいで孵るやつもいれば、二週間でも孵らないやつもいる。

やはり強い個体はその生命力からか、早く卵の包みから出てきて周囲を捕食しより早く大型個体へとなっていく。なのでメダカにも強いやつと弱いやつがいるのでは?と思います。

 

 

 

話はそれましたが、夏場と違いこの時季は水温が下がる。

そのために、個別のプリンカップをまとめて保温しているのですが、今日はそのDIYで作った保温ケースの小技を紹介したいと思います( ´艸`)

 

プリンカップを全て取り出したところです。

浅い水かさに、ギリギリのところでヒーター(160W)が入ってます。

 

よく見ると!?

見えるかなぁ~

 

 

 

ワイヤーが縦横に張ってあります(°∀°)b

 

 

 

もちろん発泡スチロールを外側へと貫通しているので壁面はコーキングしておきました。

 

 

 

とりあえず、卵の入ったプリンカップを1つセッティングするとこんな感じです。

ヒーターの本体の厚み、それを入れる水深、そしてプリンカップの沈みを計算して糸の高さを計算して張り巡らせるだけで、とくにたいした技能とかはないのですが・・・汗

 

 

 

隣のプリンカップとかぶらないように、遊び空間のワイヤーも張っておくのがプチテクニックでしょうか。

 

 

 

あとはこういう具合に、ズラズラと並べます。

許容量は、1プリンカップに卵200個前後。これが3×4列で、200個×12= 2400個ぐらいがこの温熱ヒーター入りのケースで加温されて育っています。

 

これ、DIY17 に計算していいのかな? やはりこれぐらいの作品じゃ無理か・・・(TωT)

 

 

この保温ケースを作ってから、卵の孵化率が上がっています。

それでも10月以降ともなると、3割以上は(卵の中に顔とか出来てきてても)孵りませんが。

 

毎日採卵と、このケースで生まれた針子を針子用Zeas-Boxへ投入・・・ この作業だけで(妻のメダカ作業時間)1時間はかかりますが(^_^;)