任天堂の「Switch2」かぁ・・・

予約したワケじゃないから、入手は当然できない。

白物家電みたいに「ないと困るんだよ」という物でもなく、

仕事で使う道具(パソコンやEWS+アプリケーション)でもなく。
 

私の場合は色々なそれなりのグレードの楽器があり、仕事に使っている。
親父(故人)は建築会社の社長をしており、そのあたりは徹底していた。
「趣味のドライブ用にスポーツカーを購入」とかは全くしない。
その代わり、ブルドーザーや現場に職人さんを連れて行くマイクロバスは買う。

仕事の規模を変更せざるを得なくなったら、ライトバンを導入。

後ろのハッチを開けると、親父が自分で作った棚と仕切りが取り付けてある。

そこに工具の類などが機能的に分類して収納してあった。

 

棚の状態だったのは、上の棚を丸ごと置き換えると別の現場用になるから。

そして、親父の趣味だった釣具の棚があった様に、なんとなく記憶している。
「その位は、楽しんで良い、熱心に自分も動く社長」だ。
必要なら買うのは親父と同じなのだ。(親父が大好きなのである)

 

私は、大学卒業後、一時的に会社員になり、転職もし3つの会社を経験した。

今でいうブラック企業でありモラハラ、パワハラ、残業手当ナシもあった。

高度成長期にあたるが、必死で働く側であり、今なら貧困層になるだろう。
結局、身体と心を傷めつけてしまい、会社員を辞め、長期療養した。

その後、自己責任で昔からの目標、デジタルコンテンツの制作を開始。

好きな事を仕事にし始めた。当然、猛勉強もした。

機材も購入し、必要なアプリケーション、楽器なども追加入手。

 

大学合格の時、教授が「君らは何でこの大学に入ったんだ?」と質問。

ほぼ皆が「偏差値を理由に選んだ」「学費が理由で」という中で、私だけが、
「将来、自分の音楽制作スタジオを持ちたいから」
という理由を言うと、教授が「そうか、しっかり頑張れ」と言った。
はい、今まさに、音楽や動画の制作をしております。
年齢的に、亡くなられていると思うけれど、ちゃんとやってますよ、教授。
あと、地元の国立大学だから学費もおさえられ、田舎だから家賃も安かった。

それなりに、親孝行だったんじゃないかな?