YouTubeで岡田斗司夫さんが、「岬めぐり」の感想を述べていらっしゃった。
話を聞きながら、さすがに鋭く見抜いておられるな、と思いました。
「相手の性別はわからないし、生死もわからないけれど、良い歌」というご感想でした。
フォークソング(ニューミュージックやJ-POPではない)も大好きな私。
思い出した事があって、備忘録の代わりにここに書こうと思いました。
「山本コータローとウィークエンド」のヒット曲が「岬めぐり」
その前に「山本コータローとソルティ・シュガー」というバンドがあった。
こちらのヒット曲は「走れコウタロー」であり、後に「マキバオー」の曲に。
更に「ウマ娘」の曲に、歌詞の変更をして、なっている。
「走れコウタロー」の誕生秘話は、ディレクターが「最近はどんな曲をしてるの?」と質問したところ、電車やバスに一人だけ遅れそうな山本さんにむかって、他のメンバーが囃し立てて「走れ、走れ、コウタロー」と言っていると伝えたのを面白がって貰えて、曲に仕上がった、と以前読んだ書籍に出ていた。
「ソルティ・シュガー」はこの曲のヒットでとんでもなく忙しくなった。
ある時、山本コウタローさんが、目が腫れ上がってツライ朝、電話がメンバーから入り「今日の収録、メンバーの〇〇は体調が悪くて休むから」とのこと。コウタローさんが「目が腫れ上がった自分だって行くのに」と反論して電話を切った。
しばらくして先ほどのメンバーから再び電話が入り
「さっきは、体調が悪くてって言ったけど、今朝〇〇のお母さんから電話があって、〇〇が亡くなったんだ」
と伝えて来たそうだ。
「岬めぐり」がこのメンバーの事を思って書かれた、と決める証拠はない。
少なくとも、私の手元には。山本厚太郎さんにも確認できない。
そして、証拠を見つけて特定するつもりも、自分にはない。