三味線を弾くとき、私、伝統に則って・・・は、いない。

普通はバチで弾くのだが、私はバチを使わない。

通常は爪で絃をおさえるが、私はギター等でできたタコでおさえる。

教則本には左手の親指と人差し指に「指すり」をつけるとある。

これは三味線の棹(さお)を上下するとき、手を傷めないため。

私はこれも使わない。ギターを長年弾いているから不要。

もちろん真面目に三味線に取り組んだ最初はバチを使った。

(爪でおさえるのは物理的に無理だったのでタコで抑えた)

もちろん、指すりも使った。
なぜ逸脱したかというと、親戚の楽器、五弦バンジョーの経験。

その弾き方でオールドタイミー奏法までおぼえていたから。

教則DVDは、テネシー州ナッシュビルで購入した、これ。


なんで教則の表の写真って、微妙にうさんくさい笑顔なのか?

それはさておき、クローハンマー奏法ができると?

バチを使わずに、三味線を弾いて楽しめてしまうのです。
このDVDを購入した頃は、Youtubeにクローハンマーの教則はなかった。

こういう奏法。Clawはツメの事で「ツメで弦を叩く」という事でしょう。

気楽に歌の伴奏をするとか、そういうのに向いていると思います。