これまで日留子と呼ばれる神について考察してきましたが、

その姿が何故かグラハム・ハンコックがかつて訴えた、

『神々の指紋』に登場する、

人々に農耕を伝えた太陽神に近く思えます。

 

 

エジプトの前代太陽神にして冥府神のオシリスも、

南米の「白い神」ケツァルコアトルも、

12000年前に人類に農耕や伝えて民度を開拓したものの弟神の裏切りで死去しました。

現在がつい10年前に迎えた「魚座の時代」から「水瓶座の時代」の転換期だとすれば、

当時は「乙女座の時代」から「獅子座の時代」への過渡期、

人類が共に生かしあい優しく育まれる時代の終盤期だったと言えます。

 

そうした人類黎明期の時代の一つが実は、

日本の縄文時代だったのです。

その歴史には『記紀』より古い8000年の歴史があると、

近年になって検証されていますが、

だとすれば12000年前の「乙女座の時代」、

「白い男」と呼ばれた太陽の農耕神が世界を練り歩いたといわれる時期と、

さほど遠くないと言えるのではないでしょうか?

 

こうした太陽神はまた化身として白蛇の姿を持ちますが、

日留子の化身と思われる三輪山の大物主も白蛇です。

また日留子の神話で言われる、

「齢三歳にしてなお足立たず」とは、

下半身が蛇であったことを示すのではないでしょうか?

 

この考証に対する最大のメンタルブロック反論は、

「蛇=悪=サタン」

というキリスト教図式の上に、

八岐大蛇(八俣遠呂智)のイメージが重なった結果と言えます。

もしかするとそれが、

太陽神の真の姿をごまかすために後付けされたイメージかもしれないのです。

 

 

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