構造改革無くして日本の成長なし・・・?
TV放送局いずれも特番を組んで放送していた、
郵政民営化参議院否決&衆議院解散。
まあ、予想通りといえば予想通りの結果にはなったものの、
やはり、学校で「競争原理の重要性」「資源の最適配分の重要性」ならびに「インセンティブ原理の重要性」を耳にたこができるくらいに教わった俺にとって見れば、この郵政民営化の否決は残念な気持ちの方が大きい。
国民的議論も一向に盛りあがらなかったこの郵政3事業民営化。
その理由は簡単。
郵政3事業の収益は黒字で、特に日本郵政公社が行っていることに対して、国民は大きな不満を漏らしたということもないからだ。
しかし、この郵政3事業の問題の核心は、我々国民にとって見えにくいところにあると俺は思う。
その問題は、簡単に言えば、「機会コストが拡大している事」、つまり、「郵政3事業に投入された資源が効率的に活用されず、最適配分されたであろう利益・便益が失われている割合が増えている」ことに尽きる。
現在の郵政3事業は、戦後日本の金融・経済システムならば順風満帆であっただろう。
しかし、情報化社会となり、またバブル崩壊で、日本の金融・経済システムも大きく変化した。
その上で、郵政3事業も特殊法人というぬるま湯につかったままでは、郵便事業の債務も拡大するし、郵貯の収益力も低下していく。
300兆円以上の資産が効率的に使われないのはほんとうにもったいない、異常事態だ。
特に、郵貯は、このままでは後6~7年で破綻するとも言われている。
いわば、郵政3事業は現在エイズに感染したような状態なのだ。
そうなると、サービス向上、収益力アップのためには、民営化が望ましいと思う。
そうすれば、国民に対して、郵便関連の料金引き下げ、
過疎地では、暮らしに必要な業務を一括して行えるようになるといった新たなサービスも打ち出せるだろう。
政治家には、国家百年の計に立って日本の政策を考え、実行して欲しいし、国民もそれを念頭に置きながら、投票をすべきだろう。
郵政についてもっと詳しいことが知りたければ、土居丈朗君などの公共経済学者関連の書物などを見ると良いだろう。
それにしても、現在の日本政治、政党の構図にはどうもねじれ現象があるような気がする。
その意味で、解散総選挙によってそのねじれ現象が解消され、右・左はっきりし、国民にとっても議論しやすいような政界になってほしいと思う。
一方的な議論になってしまったが、どうしても我慢できなかったので思わずこういう記述になってしまったこと、お詫び申し上げます。_| ̄|○
あと、気になった話題をもうひとつ。
甲子園に出ている球児たち・・・
てか、なんで女の子みたいにあんなにまゆげ剃って整えたりしているんだろう???
まあ、個人の勝手だから俺がどうこう言ってもしょうがないけど、
あれは、はっきりいって、男として見苦しい!
WHEN IN KOSHIEN、 DO AS THE MEN DOだ!!!