世界遺産平泉 中尊寺へ。

 

「平泉 ─ 仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群─」として世界文化遺産に

指定されているのは、中尊寺(ちゅうそんじ)、毛越寺(もうつうじ)、観自在王院跡、無量光院跡、金鶏山。

中尊寺が突出していますが、これらの5つの文化遺産が世界文化遺産を構成しています。

 

中尊寺 http://www.chusonji.or.jp/

 

中尊寺は天台宗東北大本山。850年、慈覚大師円仁(じかくだいしえんにん)の開山。

12世紀初め奥州藤原氏初代清衡(きよひら)公が前九年・後三年の合戦で亡くなった命を平等に供養し仏国土を建設するため大伽藍を造営。14世紀に堂塔の多くは焼失後も金色堂をはじめ三千余点の国宝・重要文化財を伝える平安仏教美術の宝庫です。

 

中尊寺金色堂

1124年創建当初のままの金色堂は、もうそれだけで奇跡のようなもの。

内部は撮影禁止です。

お堂全体を金箔で覆い、皆金色(かいこんじき)の極楽浄土を現世に表しているそうです。

螺鈿細工、透かし彫り、漆の蒔絵などの装飾は精緻で美しく素晴らしいです。

ほぉ。

(嗚呼、語彙が乏しくてすみません)

 

訪れてよかった。

 

金色堂へは 月見坂を上っていきます。

 

中尊寺の入口。

長い坂道を上っていくのはラクラクというわけにはいきませんが、芭蕉も歩いたのかなと思うと足取りも軽くなります。杖をついて一歩一歩上るお年寄りを見ると、頑張らないと、です。

世界遺産だけあって、外国人観光客も多いですね。

 

広くて、お堂も多い。

小銭の用意は多めに。

 

 

すべておまいりしましたが、写真が多すぎるので、主なところをご紹介します。

 

弁慶堂

 

 

本坊表門

 

本堂

中尊寺というのは、この山全体の総称です。

 

弁財天堂

 

そして、金色堂

国宝建造物第1号でもあります。

 

芭蕉翁句碑

「五月雨の降り残してや光堂」

 

芭蕉の銅像と「奥の細道」記念碑。

芭蕉が平泉を訪れたのは1689年。奥州藤原氏が滅亡して500年目でした。

 

 

 

讃衡蔵(さんこうぞう)

奥州藤原氏の残した文化財3000余点を収蔵する宝物館で、内部は撮影禁止です。

往時の栄華は想像以上。

 

 

そろそろお昼にしませんか?

 

かんざん亭

案内板に誘われて かんざん亭へ。

 

眺めのいいテラス席につきました。

 

茄子とししとうの素揚げがのったお蕎麦をいただきました。

美味しい。

 

夫は、地元の自然薯蕎麦。

自然薯をひとくち、味見させてもらいましたが、こっくり美味しい!

 

かりんとう饅頭はサービス・・・ありがとうございます。

お蕎麦のあとの 甘いかりんとう饅頭、いいですね。

疲れがとれました。

ごちそうさまでした。

テラスからの景色をもう一度眺めて、深呼吸。

帰る頃に 混んできました。

 

 

では、次へ。

 

 

白山神社

 

 

茅の輪くぐりをしました。

 

十二支一代守護神社

 

 

能楽殿

 

 

釈迦堂

 

 

 

中尊寺の公式サイト

http://www.chusonji.or.jp/

 

月見坂にはお土産、お団子のお店が複数あります。

 

名物 弁慶餅。

醤油ベースの甘みそだれで、美味しかったです。

店頭でお餅を焼いていて、帰るときに、行列ができていました。

 

 

次は、毛越寺へ。