弥生美術館で「セーラー服と女学生 イラストと服飾資料で解き明かす、その秘密」を、併設の竹久夢二美術館で「竹久夢二 暮らしを彩る小さな美 大正ロマンのかわいいデザイン」を観てきました。
セーラー服が日本の女学生のイメージと強く結びついている現象を、さまざまな角度から検証するもので、興味深い内容です。
セーラー服は切手のようなもので、フォーマットが決まっているなかでバリエーションが広がるという切り口が印象的。
東洋英和女学院や都立八潮高校のタイ結びは実物で。
美術館に展示されると、とても学術的になります。
百年前のセーラー服の女学生と一緒に記念撮影ができます。
「竹久夢二 暮らしを彩る小さな美 大正ロマンのかわいいデザイン」は、暮らしを趣味よく楽しむための図案や装飾など。竹久夢二が手掛けたデザインは、カワイイの原点。
可愛らしい半襟に見入りました。
どちらの企画展ともに、6月24日迄。
挿絵画家 高畠華宵との出会いから創設されたという弥生美術館。
個人の思いから誕生した美術館は貴重です。
弥生美術館の向かいは 東京大学工学部の建物。
弥生門の木門扉の飾り模様の美しさよ。