トミオカホワイト美術館 は、
八海山泉ビール苑から車ですぐでした。
「トミオカホワイト」という独自の絵の具を作り出し、
誰のものでもない「白の世界」を描くことに挑戦した
富岡惣一郎の作品を収蔵、展示しています。
館内は
このように、グランドピアノが置かれ、
不思議な雰囲気でした。
美術館では、時々、演奏会が行われています。
7月14日には、詩人テニスンの物語詩を女優・吉行和子さんが
朗読し、その愛の物語を盛り上げるリヒャルトシュトラウスの曲を
高橋アキさんがピアノ演奏します。
絵の方は、「春そして初夏へ」と題し、
季節の移り変わりにみせる美しさにあふれていました。
雪解け、流氷、梢の芽吹き、さくらの花吹雪、初夏の空を舞う凧。
そして、1965年から7年間、富岡惣一郎がニューヨークで見た摩天楼や
セントラルパークの早春の梢の作品も素晴らしいです。
作品には、鑑賞のポイントが添えてあり、親切だなぁと嬉しくなりました。
親切といえば、新雪。
「谷川新雪」は、美術館では観ることができません。
「谷川新雪」は、
政府専用機内にあります。
富岡惣一郎の作品は他に3点、機内に展示されているそうです。