新潟市のオカリナサークル合同演奏会に行ってきました。
@NEXT21・6F新潟市民プラザ
プログラムは2部構成で、第1部は、サークルの演奏会。
10ものサークルすべて、指導が榎本正一さんなのにも驚きですが、
一見フツーのオバさまが、ステージでオカリナを堂々と吹く姿が頼もしく、
予想以上に(失礼!)レベルが高くて、その音色の美しさに感激
クラシックから映画音楽、「宇宙戦艦ヤマト」まであって、とても
楽しかったです。
第2部は、オカリナ奏者・大沢聡さん とピアノ・小林真人さんが
ゲストとして登場。おふたりのユニットが「breath」 です。
ええ、もおーすごかったですよ
オブジェのような大きなオカリナ、バスのF管も吹かれたんですが、
あのスリムなお身体の中で肺はどうーなっているんだろうと
ちょっとドキドキしました。
オカリナのイメージが変わりましたー
お茶目なトークと情熱的な演奏に、クラ×クラ
オカリナ奏者というと、わたしの中では「孤高なオジさま」というイメージ
だったんですけど、大沢さん、ロッカーの雰囲気なんです。
小林さんのピアノ&ハニカミ笑顔も、素敵・・
今日の演奏曲の中の「やわらかい笑顔に包まれて」、これは
作曲した小林真人さんが粟島へ行かれたときの思い出から
生まれたものなのだそうです。
(…タイトルに「粟島」を入れてほしいと、チラッと思いました…)
春の風を呼ぶような「薫風」雪のあたたかさを感じる「天花」
グッとラテン調な「神楽」、そして全身全霊でいのちを吹き込むような
「ア・モーレ」、アンコールの「情熱大陸」など、素晴らしく、
すっかりしっかりファンになりました
余韻もさめないうちに、続いて榎本正一さんと福田聡子さんの
フルートとオカリナの演奏となり、フルートでのドップラーの
「アンダンテとロンド」にこころ華やぎ、
榎本さん作曲のオカリナでの「Happy Bird」に酔いしれました
オカリナの魅力を再確認できるような愛らしい曲です。
ピアノは高木明子さんでした。
司会も高木さんでしたが、しっとりとした司会は、この会にぴったり。
そして、最後に全員合奏での「涙そうそう」。
ステージの上、ステージ前の左右に第1部で演奏した方々が
勢ぞろい。大沢さんも加わっての「涙そうそう」です。
オカリナの音色にお客さまの歌声がのって、じーーん。。
オカリナって、何かと誰かと呼び合うような響きがあって、
良いですね~
大沢さんは来月5月の4~6日に、オカリナ発祥の地・イタリアの
ブードリオで開催される世界オカリナフェスティバルにゲストとして
ご出演されるそうで、これから、ますます注目されるでしょう