「土田麦僊生誕120年記念 麦僊と京都画壇の巨匠展」を見てきました。
@敦井美術館
↑ポスター左、ピンクの桃畑は、麦僊の「桃畠図屏風」(大正10年)
新潟県佐渡出身の近代日本画家・土田麦僊(つちだばくせん)の生誕120年を記念して、
麦僊と、師であった京都画壇を代表する大家・竹内栖鳳(たけうちせいほう)、
朋友の村上華岳(むらかみかがく)、入江波光(いりえはこう)ら京都画壇の巨匠たちの名画25点と、共飾りで、
富本憲吉、6代清水六兵衛ら京都の陶芸家の壷や花瓶など
11点が織りなす美空間を漂ってきました。
穏やかな気持ちになる麦僊も良いけれど、
入江波光の「不動」「文殊菩薩」には、、フリーズ状態に!
この2点だけ、明らかに他の作品と違うんです。
それは、
プラチナ手法によるもの。
気品ある光はプラチナの煌きでしょうか。
眺めていると、こちらも光に包まれていくような気持ちになるんです。
共飾りの壷や花瓶も、凛とした気高い美しさに、ほれぼれしました~。
麦僊と京都画壇の巨匠展は、3月24日まで。日曜祝日がお休み。入館は16:30まで。
敦井美術館は新潟駅から徒歩3分、北陸ビルの1Fです。