1 弓道を学んで感じていることを述べなさい。

    射法八節に従って正射を目指して練習をしているが、弓はとても奥が深いと

   感じる。直前に出来た射が次の射では全くうまくいかないということが常であ

   る。また、例えば弓手の親指1本に限っても第1関節が少し曲がっていると

   いうようなほんの些細な事が矢飛びに大きな影響を与える。奥が深いからこそ

   飽きないというか、学んでいて楽しさを味わえている。

2 あなたの弓道修練の目標について述べなさい。

    スモールステップで目標を持とうと考えており、当面の目標は当りが羽分け

   になる事。まだ弓道を始めて日が浅いので、もっと次元の高い目標もある

   のだろうがそれはまだつかめていない。

3 弓道が他のスポーツと異なる点について述べなさい。

    どんなスポーツでも心の在り様とか精神面の強さは必要であるが、弓道は

   「道」という言葉が表しているように、単なるスポーツではなく悟りを開くた

   めの修行のようなイメージを持っている。「静」と「動」が一体となったスポ

   ーツだと思う。

4 あなたが審査を受ける目的について述べなさい。

    自分の弓道が正射必中に近づいているのかを知る目安として審査を受けよう

   と思う。

5 危険防止について心掛けていることを述べなさい。

    弓矢は狩猟道具であり、殺傷能力を持っている。だから常に危険防止に心掛

   けなければならない。具体的には、射位に無闇に立ち入らないこと、自分の周

   囲にいる人の動きに気を配ること。顔向けした時に矢道や安土に人がいない

   ことも確認すること。自分が矢道や安土に入る時には合図を出して周囲の人

   に自分の存在を知らせること。巻藁前での射においても同じように注意を払う

   必要があるし、常に道具の点検を怠らず事故防止に努めている。

 

こんなもんでどうだろうか。

誰かに朱を入れてもらいたい気もするが・・・

 

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A群

1 「基本の姿勢(4つ)」を列記し、「立った姿勢」について説明しなさい。

    基本姿勢には、立った姿勢、座った姿勢、爪立って腰を下ろした姿勢

   (跪座、蹲踞)、腰掛けた姿勢の4つがある。

    立った姿勢は、両足を程よく揃え、膝頭を締め、腰を据え、上体を正し

   く保ち、項(うなじ)を真っ直ぐに伸ばし、目遣いを正しく、耳たぶが両肩

   に落ちるようにして、口を軽く閉じ、心気を丹田におさめ、胸、肩を楽にし

   て立つ。重心は足の土踏まずのやや前方におく。両腕は自然に垂れ、手

   に力を入れず、指を開かず、掌は心もちくぼみをもち、軽く両腿のやや前

   方におく。目は鼻頭を通して、約4メートル先に注ぎ、常に自然体を保持

   する。

2 「基本の動作(8つ)」を列記し、「歩き方」について説明しなさい。

    基本の動作は、立ち方、座り方、歩き方、歩行中の回り方、停止体の

   回り方、座しての回り方(開き足)、礼(立礼、座礼)、揖の8つである。

    歩き方については、立った姿勢で、目遣いに注意し、「胴造り」をくずさ

   ず、膝をまげないように、またなるべく足の裏が見えないように、腰を軸

   として体を送るようにし、床を滑るように滑らかにかつ静かに呼吸(気息)

   に合わせて上体を運ぶ。男子は2メートルをおよそ三歩半で、女子は四

   歩半であるくのがよい。ただし体格によって歩数は多少異なる。
    執弓の姿勢で歩く場合は、弓の末弭を床につかないよう床上10センチ

   位の高さに保つ。

3 「胴造り」の重要性について述べなさい。

    「胴造り」は、「足踏み」を基礎として両足の上に上体を正しく安静にお

   き、腰を据え、左右の肩を沈め、脊柱および項を真っ直ぐに伸ばし、総

   体の体重を腰の中央におき、心気を丹田におさめる動作である。この

   場合、弓の本弭は左膝頭におき、右手は右腰の辺りにとる。以上の動

   作と配置よって全身の均等を整え、縦は天地の伸び、横は左右に自由

   に動けるような、柔らかい且つ隙のない体の構えを作るとともに気息を

   整えることが肝要である。こうした沈静的な動作は、次の活動的な動作

   へ移る前提であり、「胴造り」は終始行射の根幹となり、射の良否を決定

   する。「胴造り」は、外形的には一見きわめて単純な動作のようにみえる

   が、内的にはまことに重要なものである。

4 射法八節を列記し、「残心(残身)」が大切なことについて述べなさい。

    射法八節は、足踏み、胴造り、弓構え、打起し、引分け、会、離れ、残心

   (残身)である。

    残心(残身)とは、矢の離れたあとの姿勢のことで、射は離れで完成され

   ず、なお残されたものがあり、精神でいえば「残心」、形でいえば「残身」で

   ある。「残心(残身)」は、「離れ」の結果の連続であるから、「離れ」の姿

   勢を崩さず、気合いのこもったまま体は天地左右に伸張し、眼は矢所の

   着点に注いでいなければならない。「残心(残身)」は、射の総決算である。

   体形厳然として、縦横十文字の規矩を堅持していなければならない。
    上記のように、一貫した射が立派に完成されたときは、「残心(残身)」も

   自然立派であり、弓倒しも生きてくる。「残心(残身)」の良し悪しによって

   射全体の判別が出来るし、射手の品位格調も反映するためとても大切で

   ある。

5 あなたは「弓構え」でどんなことに留意していますか。

    「弓構え」とは、いよいよ射の活動に移る直前の準備運動である。したが

   って、「足踏み」、「胴造り」による基礎姿勢を保持しつつ、呼吸を整え、気

   力を充実して動作しなければならない。「弓構え」には、正面の構えと斜面

   の構えとがある。いずれも「弓構え」の中には、「取懸け」「手の内」「物

   見」の三つの動作が含まれている。すなわち、正面(射手の顔は弓と弦と

   の間にある)で弽の拇指を弦にかけ、四つ弽の場合は、薬指で拇指を押

   え、中指・人差指を添える。三つ弽の場合は中指で拇指を押えて人差指を

   添え、ともに拇指ははねるようにしてやわらかく整える。これを「取懸け」と

   いう。左手は正しく弓の握り皮のところを握り、「手の内」を定める。正面の

   構えの場合は、もちろん正面で取懸けて構えるが、斜面の構えの場合は、

   取懸けたのち左斜で手の内を整え弓を押し開き、そこで「弓構え」をする。

   「取懸け」では、右手の前膊と弦が直角の角度であって、手首が曲がらぬ

   ように注意しなければならない。これを懸口十文字いう。ことに「手の内」は

   弓の力をよく働かせ、矢の速度、貫徹力、飛翔力、集中力に影響する大切

   な技法であって、昔から「鵜の首」「紅葉重ね」「卵中」「握卵」等の名称が

   あるが、要するに弓を固く強く握らず、あたかも卵を握るような気持ちを表

   現したもので、難しい事であるから、指導者について修練することが必要で

   ある。以上の準備が出来て、手首や肘は柔らかに物を抱くような気持ちで

   弓矢を保ち、それから頭を正しく的に向けて注視する。これを弓道の術語

   では「物見を定める」という。

 

キーワードを精選してもっと簡潔にしたいな。

 

B群はまた後日。

 

正射目指して日々鍛錬。

 

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手首の力を抜くように気をつけてはいるのだけど

矢束一杯に引こうとすると馬手を手繰ってしまう。

そして、退く胴になりがち。

実力以上に強い弓を使っているということなのだろうか。

 

今日も矢は前に飛ぶ。

先生に弓手親指がきちんと伸びていないとアドバイスを受ける。

きちんと伸ばす事を意識して引いてみると

何と2手で3本当たりが出た。

 

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矢は前にばかり飛ぶ。

最悪だ。

 

先生からアドバイスを頂いた。

「馬手肘が降りてないよ。」

 

引き分けで目通りを過ぎた辺りから右肘を下ろして行く。

この時、肩は矢に近づいて行くようにする。

先生曰く「担ぐように。」

 

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脚を矢束より広く開く。

足の親指爪先を結んだ線の先を的に合わせ、角度は60°より広く。

三重十文字を意識する。

かけの堅帽子を弦と直角に取り掛ける。

弓手手の内の親指第2関節と小指第3関節を出来るだけ近づける。

弦と堅帽子の十文字を意識して羽曳きをする。

鼻筋を通して的が見えるように顔向けをする。

円相を意識しながら出来るだけ高く遠くに打ち起こす。

右肘を高く引き上げる、手の甲が上を向く、堅帽子の先が的に向かう、手首に力を入れない、

左腕は的方向よりかなり斜めで力を抜き、虎口で力を受け止める、これらを意識しながら大三をとる。

右肩が背中側後へずれない、退き胴にならない、手首に力を入れない、堅帽子が的に向く、矢束一杯、

を意識しながら頭が上に伸びていく様に引き分ける。

弓手は脈所を的に向ける、親指と中指を離さない、

馬手は手の甲が上を向く、堅帽子が的に向かって引っ張られている、手首に力が入っていない、事を確認する。

残身の形を意識しながら、指パッチンの要領で堅帽子の先端を押さえている中指をずらす。

馬手親指の先が裏的に向くように残身をとる。

 

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