4月の昇段審査

受けてみたい気持ちはあるけれど

実力が伴ってないなぁ・・・

的中確実の域に達し た者じゃないと受からない・・・。

 

まあ、受けるか見送るかはもう少し先に送って

令和2年度版 地方審査会・連合審査会 学科試験問題も公表されたし

学科の勉強だけはしておいても損はないのでやろうかな。

 

1「失の処理の三原則」を列記し、「甲矢筈こぼれ」の処理を説明しなさい

「失の処理の三原則」は弓道教本第1巻には記載がないけど、弓礼・弓法問題集P.15にあるようだ。
この本を持っていないので自分で確認してはいないけど
(1)時・所・位に応じ、礼に即した所作で、
(2)他に迷惑をかけないように手早く速やかに処理し、
(3)射位に復して、脇正面に向かって(的正面に向かう場合もある)恐縮の意を表す

の3つ。

「甲矢筈こぼれ」の処理
取懸け後の射の行為中に筈こぼれ(矢筈が弦から離れる)した矢は、射直しをしないことが原則である
(1)射礼の場合
   取懸け後に筈こぼれした矢は射直さない。筈こぼれした矢は、持って本座に跪坐したあと右脇に置く。介添がいるときは、直ちに介添えがこれをとる。介添がいない場合は、場内の係が同じくこれをとる
(2)競技の場合
   取懸け後に筈こぼれした矢は、あたらぬ矢と同様に記録され、射直しを認めない。その矢は退出の際とって退く
(3)審査の場合
   審査委員長より特に指示があればその限りではない
失をしたときは、畏まり慎む気持ちをもって行動することが肝要である
以上 弓道教本第1巻P.172~174参照

これは簡単に述べているだけなので、処理方法の説明になっていないと思う。
具体的な処理方法は
(1)物見を返しながら弓と弦を体の正面までもどす。この時に腕を交差させて弦を返すことも同時に行う。
(2)弓倒しして執り弓の姿勢になる。
(3)落とした矢の方向に体を向きを変えながら、失矢から遠い方の足を近い方の足に向かって一足で閉じる。
(4)跪坐する。(落ちた矢が離れている場合は拾えるところまで歩いてから跪坐する。)
(5)妻手に持った乙矢をいったん弓と弓手の間に差し込むようにして弓と重ねて左手に持ち替える。
(6)落ちた矢を右手で体の右脇に引き寄せて、射付節付近を握って拾う。
(7)左手に持ち替えた乙矢と一緒にして2本とも右手に持ち替えて腰にとる。
(8)座ったまま膝歩きで射位まで戻る。(歩いた場合は立ち、歩いて射位に戻り、座る。)
(9)失礼しましたの意味で揖(ゆう)をする。
(10)落とした方の矢を矢尻を的に向けて右膝の脇に置く。(矢尻が自分の右膝前くらいの位置)
(11)行射を再開する。
でよいかな。


この動画は参考になると思う。

 

正射目指して日々鍛錬!

 

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