例のタイ人の友人の嘆き | 蓼食う虫も好き好き

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自分が何科のなんという虫かはわかりませんが、時々見つけた蓼を齧ってみたいと思います




   例のタイ人の友人の口癖は、


   わたしはいつになったらお金持ちになれるの? だ



   わたしのそれに対する返答は、(実際言っているのだが)


    お金は持っていても意味が無い

    使ってこそ意味がある

    そして、お金なんぞ持っていなくても、

    動かせる力(環境と信用力)があれば、それでいいんだ

  
   である



   ほんでもって、お金持ちになるには、やはり


   吝嗇 に徹することなのだ


   昨日の記事に登場した [バンコクの土地持ちの娘] なんぞ、

   『20%負けろ』と言う

   相手が大泣きに泣いて、『20%でこれでどうだ』と出て来ても、

   『また来る』とつっぱねるのだ

   次に来た時に、まだそれが売れ残っていれば、さらに交渉の余地ありということだ


   



   なんの苦労もなく財産を引き継いだという場合を除き、

   その代で財を成したという連中は、おそらく其の位の根性を持ち合わせている


  



   あるいは、誠実に、何の下心もないところに大金は転がり込むのかも知れない



   一日ひと箱のエコーと、

    心地よく眠りに付ける数杯の焼酎があれば、

    過不足なく生きていけるわたしには、そもそも関係の無いお話である