高校生の時、当時アルバイトが禁止されていたかどうかは忘れてしまったが、
とにかく、アルバイトをして、その給料で、
初代 ウォークマン を買った
これも定かには覚えていないが、サンプルの音源だったと思う
ジェット機が右から左だったか、左から右だったか
とにかく通り過ぎる音をそれで聴いた時の
衝撃を思い出した
今はとんでもないことでも可能になってしまって、
そういう感激には疎くなってしまった
ショーケンのドキュメンタリーを今日偶々目にした成り行きで、
『前略 おふくろ様』を観た
これ
さっき書いたウォークマンを初めて聞いた時の、『ビックラ加減』とは、
今の感覚では、真逆の衝撃を受けた
最近はほとんどテレビでドラマなんぞは観なくなってしまった
そうなったのは、トレンディードラマとかいうものがはやり始めてからだ
素材的に魅力的なのであろうテレビドラマではあっても、
今はほとんど観る気がしない
『前略 おふくろ様』を始めとする昔のテレビドラマは、上げ底加減が絶妙であった
「ある、ある」が、本当の「ある、ある」だった
地に足が着いた感覚が必要なのだ、我々には