『猿の惑星』はそう遠いことではないだろうと思う
無論、今年来年ということではないが、
宇宙ステーションがある程度の規模で稼働可能な状態になった時が、
『猿の惑星』が到来する時期なのだろうと思っている
『猿の惑星』というのは、要するに地球が捨てられるということだ
その時は、地球上の限られた人物と、それらを養える諸々が
宇宙ステーションに移動する
大多数の人々は見捨てられるのだ
そうでなくては、今現在の野放図な世の出来事共が理解できない
相当なことまでが、ある意図のもとに行われている
人間なんて浅はかなものだ
途方もない宇宙の営みの中で、たかだか何百年の間、
地球を壊しながら快楽を享受してきた
それも、人間同士の鬩ぎあいの中でだ
人間以外の生物は、弱肉強食ながらも必要以上の殺生はしてはいない
人間様だけが自然には存在しない様なモノまでわざわざ作ったりしてまで、
生態系と環境を破壊してきた
自然は自然だ
氷河期もあろうし、天候不順もあろう
その当たり前を当たり前にしなくしてきたのが、
浅はかな人間様の営みだ
それも限られた者たちだけの快楽のためだけにだ
もう手遅れだろうから、今更己がどうこうしても仕方ない
この地球上で、ベターな場所を選び続けるだけしかないのだ
と、黒霧をロックで三杯めのわたしは思うのであった
されど私の人生