秋田のオッサンの居住空間について | 蓼食う虫も好き好き

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自分が何科のなんという虫かはわかりませんが、時々見つけた蓼を齧ってみたいと思います




   先だって帰郷した際、秋田のオッサンのアパートを訪ねたのであるが、その住まいについて描いてみたい。




   まず間取りであるが、4.5畳、3畳の2間に半畳のキッチン、2箇所の押入れである。



   トイレは共同。



   しかし、彼のフロアには彼を含めて2世帯しかなく、大小があるので、まあ専用のようなものだ。



   バスはなし。



   しかし、歩いて50歩のところに温泉(1回500円だったか)があるので、まあこれも左程不便ではない。





   問題は (彼自身は問題と思っていない) 2間の使い方である。



   彼はひとりものなので十分な広さなのだが、とにかく荷物が多いのである。




   極めつけは2台の石油ストーブ(使っていない)と1台の電気ストーブ。



   機能がダブっているオーディオ機器が数台。



   彼女はいないがダブルのソファー(この上に彼用の寝具が畳んでおいてある)。


   彼自身はそれほど熱心ではないが、その前に聖書と朝の会とかいう得体の不確かな団体の小冊子が 

   置いてあるS学会の仏壇。



   知人やら、飲み屋の子からもらったりしたという大量の衣類。



   滅多に行かない(何年かに1回行くかどうか)のに釣りざおのセット数組。



   その他自慢の品のオンパレードである。





   ということから推して知るべしで、動ける空間が極わずかなのである!



   わたしが訪ねていた時たまたま現在の同僚という人と居合わせたのであるが、



   わたしは両手を膝の前で組み合わせてすわる例の小学生すわりである しょぼん




   そうそうもっと極めつけがあった。



   そういうわけで、敷けもしないふとんのセットが数組 ・・・・・





      彼のプライバシーを尊重するため画像はなし。


      作り話では決してないのがこわいところ。






      

   

                     この名曲にやっと巡り合えた