約90度首を左へ傾げてご覧願います。
ある夜の、鹿島鉄道石岡駅の待合室横の風景です。
前から2番目のボックスに、降りるときに分かりましたが、
乗り過ごしたかも知れぬ、ヨッパライのおっさんが寝ています。
わたしが乗ったのは石岡発、鉾田行きの最終でした。
この後、運転士がこの戸を手で閉め、
どこかの格納地へ向け去って行きました。
この4月1日をもって、この鹿島鉄道は ”お役目終了、ご苦労様でした” です。
熱狂的な鉄道マニアの方々には、たいへん惜しまれる別れだと思います。
しかし、漏れ聞くところによると大多数の沿線住民が、さほどは重要視していないようです。
勿論不便を被るかたがたがおられるのは当然です。
いくら車社会になったとは言え、頼らなくてはならないかたがたはおられます。
代替手段としてバスの運行で賄うようではありますが ・・・
たまたま最近鹿島鉄道にチョクチョクお世話になったので (ちゃらんぽらんではなく)
”言葉にならない” を表現してみました。
今度の土曜日か日曜日、多分、最後の乗車になります。