おつかれさま

 

連休のシーズンになると増えてくる酔い止め薬

これが結構聞かれるので、ざっとまとめて?みました。

 

車の運転手が酔うことは滅多にないけれど、

もし途中で誰かが運転を変わる場合、その人は薬の服用を控える。

(車や機械類の運転をしないことと記載されています)

副作用で眠気や成分によっては、

目のかすみや異常なまぶしさを起こす場合があるため。

また、

3歳未満の場合は気圧の変化など、他の要因を考慮するべきで、

安易に使わないよう市販薬は3歳未満に適用する製品はありません。

ただし例外として、

漢方薬の「五苓散」は二日酔いの薬として有名?ですが、

めまい、はきけ、嘔吐、頭痛、むくみなどの効果が期待できます。

(他の酔い止め同様に、乗車30分前に服用してください)

これには生後3ヵ月以上ならば年齢の制限が書いてありません。

(対象年齢に対して一袋の量を調節して服用します)

しかし3歳未満には服用させないほうが良いと思います。

上の理由と同じで薬の強さというよりも、他の要因を考慮するべきなので。

(3歳未満は小脳が未発達なので酔わないとされている)

 

まず服用するのが何歳なのか

 

○3歳~5歳未満の場合

・センパア・プチベリー(チュアブルタイプ)

・センパア・kidsドリンク

・トラベロップQQ ゼリー子供用(眠気弱い)

・こどもクールスカイ(ドリンクタイプ)

 

どれも水なしで服用できるタイプですが、

この4種類くらいしかありません。

センパア・プチベリーとこどもクールスカイは、

症状を緩和する成分が他の製品と比べると約2倍になっています。

とはいっても子供なので飲みやすさで選べばいいと思います。

それでもどれかと聞かれたら(10歳未満が)1日2回服用したとして、

5日分あるセンパア・プチベリーを選びぶかな。(2人いれば2日分になる)

(何日間服用する予定があるか、子供が何人か聞いたうえで)

こどもクールスカイは無水カフェインが入っているので、

頭痛やめまいを軽減するかもしれないけど、

眠気を阻害する可能性があるので選択枝から外します。

(寝れるなら寝ちゃたほうがいい派?なので)

 

○5歳~になると製品の幅も少し増えてきて

(3歳からのも当然服用できます)

・トラベルミン・チュロップ(眠気弱い・ドロップタイプ)

・トラベルミン・ジュニア(頭痛にも・即効性・錠剤)

(服用に水など必要)

(医療用成分の半量ですが、諸症状をしっかり抑えたい向け)

メニエール症候群にも効果があるとされているので、

気圧の変化がある場所に行くなど、

耳が詰まる感じがする、耳がキーンとするのが伴う場合にも効果を期待。

予防もできますが症状が現れた時に服用するタイプ

・トラベルミン・ファミリー(はきけ・持続成分・眠気弱・速崩タイプ)

(即効性は期待できないが、持続時間が長い成分なので予防むけ)

・トラベロップQQs(眠気弱い・ドロップタイプ)

・センパア・ラムキュア(眠気弱い・チュアブルタイプ)

・センパアQT・ジュニア(眠気弱い・速溶タイプ)

(ゼラチンが含まれるためアレルギーの有無を必ず確認)

・センパア・kidsドリンク(予防には少し弱いので症状が出た場合に)

・マイトラベル錠(頭痛にも・即効性・眠気強・錠剤)

(服用に水など必要)

(トラベルミン・ジュニアと同じ成分だが1錠あたりの成分量が少ない)

 

1日の最大服用回数が多い製品は総じて持続時間が短いことに留意する。

(早めに服用しすぎて効果がきれないように)

酔った場合の頓服としてトラベルミン・ジュニアを携行するのもいいですが、

やはり酔ってからより、酔わないに越したことは無いので、

ここはトラベルミン・ファミリーの一択になるかなと。

錠剤ですが口の中ですぐ溶けるので、飲みにくいことも少ないと思います。

 

○7歳~

・アネロン「キャップ」(局所麻酔成分配合・吐き気の緩和に効果的・1日1回)

(無水カフェイン配合・服用に水など必要)

(カプセルタイプなのでゼラチンのアレルギー有無を必ず確認)

・センパア・トラベル1(チュアブルタイプ・1日1回)

・パンシロントラベルSP(はきけ・持続成分・眠気弱・速崩タイプ)

(即効性は期待できないが、持続時間が長い成分なので予防むけ)

 

1日1回の製品は予防として向いていますが、

酔った場合にも効かないことは無いので、

特に吐き気を抑えたい場合はアネロン「キャップ」

道中寝ていきたい場合などはセンパア・トラベル1

そんな感じで選んでもらえればいいかなと。

ただし眠気が出る場合は、あくまでも副作用なので注意

 

○11歳~

・センパア・ドリンク

(クエン酸が配合されているので疲労回復も・・・くらい?)

・トラベルミンR(抗めまい成分配合・めまいの緩和に効果的・眠くなりにくい)

(酔い止め薬唯一の抗めまい成分配合・無水カフェイン配合)

(錠剤なので服用に水など必要)

立ち上がるとクラクラする、視界がぐるぐるして、暗黒感がする、

などの症状が強ければトラベルミンR(吐き気にも効果的)

ただ水かお湯で服用するので、

めまい症状が強くなければトラベルミン・ジュニアでいいかなと思う。

 

○15歳~

・トラベルミン1(大人用)(持続成分・眠気弱・チュアブルタイプ・1日1回)

(即効性は期待できないが、持続時間が長い成分なので予防むけ)

・トラベルミン(大人用)(頭痛にも・即効性・錠剤)

(服用に水など必要)

(医療用医薬品と同じ成分なので諸症状をしっかり抑えたい向け)

・アネロン「ニスキャップ」(局所麻酔成分配合・吐き気の緩和に効果・1日1回)

(無水カフェイン配合・服用に水など必要)

(有効成分がアネロン「キャップ」の約2倍)

(1日1回なので特に吐き気などの予防向け)

・センパア・トラベル1(チュアブルタイプ・1日1回)

・センパア・Pro(局所麻酔成分配合・吐き気の緩和に効果・1日1回)

(無水カフェイン配合・服用に水など必要)

(1日1回なので特に吐き気などの予防向け)

(2023/04発売のため最新となる)

・センパア・QT(眠気弱・速溶タイプ)

(ゼラチンが含まれるためアレルギーの有無を必ず確認)

 

大人向けは私がもし買うとすればですが、

とにかく吐瀉物があると困るので吐き気は抑えたい。

(ホバークラフトで毎回吐いた経験がある)

吐き気にはアネロン「ニスキャップ」が有名ですが、

2023年4月に発売された「センパア・Pro」

こちらのほうが有効成分が最大量配合されているし、

しかも値段がアネロンより安い。(後発ということもあってか)

なので私の一択はセンパア・Proですが、

水が無くても服用できるタイプか、眠気を抑えたいとか、

それぞれで選んでもらえればいいかと思います。

 

あとは薬以外の対策として言われている事をざっと書きます

・疲れや睡眠不足を避ける

・食べ過ぎ、空腹を避ける(適度に満たす)

・読書やゲームをしない(近くを観すぎない)

・柑橘系の飲み物は避ける

・炭酸が飲めるようだったら、炭酸水を補給する

・チョコレートなど甘いものを摂取する

・締め付けない、ゆったりした服装をする

・なるべく薄着にする

・乗用車の場合は運転席の真後ろに座る

・バスの場合はタイヤの後方になる席を選ぶ(移動が可能なら)

・空気を入れ替える(気分転換)

・山などの遠くで動かない景色を観る

・「酔わない」という、おまじない効果(○○だから大丈夫という)

※薬が効かなくても、薬を飲んだというおまじない効果はある

 

長々と書いてみましたが、

道中が楽しければたぶん酔う事も少ないんだろうとは思います。

ストレスや不安だったり心配する事があると酔いやすいかも。

(脳の混乱による自律神経の病的反応なので)

 

おやすみ