月末そして期末と何かと忙しいのですが昨晩の花見を楽しむ為に仕事を頑張っていたので今日はサクッと定時上がりが出来たので公開初日の『レッド・スパロー』を観てきました。

あらすじ:

 


ケガのためにバレリーナの道を絶たれたロシアの少女ドミニカ・エゴロワ(ジェニファー・ローレンス)。病気の母の治療と引き換えに、叔父(マティアス・スーナールツ)の仲介でロシア政府の極秘施設に送られる。そこは、ハニートラップでミッションを遂行するスパイ“スパロー”の養成所だった。厳しい監督官の下での過酷な訓練に耐え、優秀な成績を収めるドミニカ。その才能を買われ、ロシア情報庁の内部に潜むアメリカの二重スパイ(モグラ)をあぶり出すという重要な任務を与えられる。こうしてブダペストへと飛び、モグラと通じているCIA工作員ネイト・ナッシュ(ジョエル・エドガートン)への接近を図るドミニカだったが…

感想:
まあ何ていうんだろうな、先日観た『トゥームレイダー ファースト・ミッション』のアリシア・ヴィキャンデルを堪能するのと同様に本作はジェニファー・ローレンスが酷い目に合うのを楽しむ映画なんだと思います。結構過酷な拷問を受けるしヌードも拝めたりもします。作品としてはキレが足りないというか大味というのかな。盛り上がらないんですよ。そもそもロシア舞台でロシア人という設定の役柄が多数いるのに、みーんな英語で会話しているんですよ。スパイとして潜入した先とかスパイ養成所でなら分かるのですが、初っ端のバレリーナ時代のシークエンスでも誰もが英語何ですよ。ロシア感が足りないんですよ。シャーロット・ランプリングとジェレミー・アイアンズのベテラン二人の面構えはロシア政府っぽさを多少は感じましたけどね。皆スパイとしては間抜け過ぎるしね。ロシア側もアメリカ側も。折角のジェニファー・ローレンスの無駄使いだよ、これ。
(点数:30点)

原題:RED SPARROW
製作年度:2018年 
製作国:アメリカ 
監督:フランシス・ローレンス
出演:ジェニファー・ローレンス、ジョエル・エドガートン、マティアス・スーナールツ、シャーロット・ランプリング、メアリー=ルイーズ・パーカー、ジェレミー・アイアンズ