気付けば11月も10日経ちました。
珍しく今月はまだ1本も映画を見ておりませんでした。
仕事が忙しいのもあるけど、見たい映画が特に無いってのが大きいです。
でもやっぱりスクリーンで何か見たいと思いまして
21時からのレイトショーのみで新宿シネマートで上映されている
『スリーピング ビューティー/禁断の悦び』を鑑賞してきました。
※木曜日はポイント2倍だしね♪
あらすじ:
学費を稼ぐために様々な職種で働く
ごく普通の女子大生、ルーシー(エミリー・ブラウニング)。
ある日、より高い収入を求めて、怪しげな秘密クラブの仕事に応募する。
最初は下着姿でウェイトレスをするだけだったがオーナーの
クララ(レイチェル・ブレイク)に気に入られ、新たな仕事を任される。
それは、睡眠薬を飲んで一晩ベッドで眠るだけという奇妙なもの。
しかし、眠っている間に何が起こっているのか全く分からず
次第に不安が大きくなっていくルーシーだったが…
感想:
「ピアノ・レッスン」のジェーン・カンピオンの全面協力の元
オーストラリアの新鋭作家のジュリア・リーの監督デビュー作品です。
脚本については川端康成の「眠れる美女」をベースにしております。
ちなみに主人公ルーシー役には『アリス・イン・ワンダーランド』の
アリスで知られるミア・ワシコウスカが候補でしたが色々あって
『エンジェル・ウォーズ』のエミリー・ブラウニングになりました。
川端康成の「眠れる美女」については日本だけでなく外国でも
映像化されており目新しい題材ではありません。
本作が特徴的なのは、音楽が無いのです。
非常に静かな映画で、主人公の心情を直接的な台詞で
表現することも無いので、昨今の分かり易い表現で溢れる娯楽作品とは
明らかに異なる雰囲気を持つ作品であります。
エミリー・ブラウニングは惜しげも無く全裸を晒し出しますが
エロ目的で見に行った方は肩すかしをくらうでしょう。
そういう目線で描かれていないので。
その辺は女性監督の感性なので、彼女の透き通る様な白い肌を
神秘的に見せる為にはエロは不要なんでしょうね。
原作のテーマである”老いと生と性”について独自の解釈を発見できたかと
問われると、正直分かりませんでした。
んでもって、面白かったかと問われたとすれば・・・
別に!って感じですが、興味深くはありました。
ありきたりな表現で言うならば文芸的で官能的な作品です。
映像は美しかったのですが、余り好みには合わない作品でした…
(点数:40点)
原題:SLEEPING BEAUTY
製作年度:2011年
製作国:オーストラリア
監督:ジュリア・リー
出演:エミリー・ブラウニング、レイチェル・ブレイク、ユエン・レスリー
ピーター・キャロル、クリス・ヘイウッド、ヒュー・キース・バーン
(公開中)
