$映画批評_気ままにツラツラと・・-ザ・タウン


昨日は自宅でのホームパーティを途中退席して
東京国際映画祭のクロージング作品である『ザ・タウン』を観賞してきました。
存分に俺の悪口を言ってもらう為にも途中でいなくなる必要があったわけですよ・・・

あらすじ:
年間の銀行強盗、300件以上。強盗件数、全米最大。
ボストン北東部チャールズタウンで生まれ育った
強盗グループのリーダー的存在である
ダグ(ベン・アフレック)にとって家族は犯罪仲間だけ。
とくにジェム(ジェレミー・レナー)は、激しやすく荒っぽいが
ダグにとっては兄弟同然の存在だった。
ダグたちの“仕事”は順調に進んでいたが
ある襲撃の際、ジェムが銀行支店長のクレア(レベッカ・ホール)を
人質にしたことをきっかけに、事態が一変する。
ジェムは彼女がチャールズタウンの住人だったことを知り不安にかられるが
ジェムの凶暴さを憂慮したダグは彼に代わって
状況を確認するため、クレアを見つけ出す。
彼女はその出会いが偶然ではないことも
彼がほんの数日前に自分を襲った一味だとは夢にも思わなかった。
思いがけず、クレアとの関係が、激しい恋に発展していき
ダグは犯罪と、この町から抜け出したい気持ちを抑えきれなくなる・・・

感想:
やっぱりアゴが気になるベン・アフレックにとって2作目の監督作品です。
1作目の2007年にアメリカで公開された「ゴーン・ベイビー・ゴーン」は
何でだか日本では未公開でDVDスルーされてしまいましたが
個人的には、彼は俳優といよりも監督の方が彼には向いているのかも
って思う程、予想を裏切る完成度なので、良く出来た作品でしたので
機会があったら是非レンタルして観て欲しいです。
と意外に好評だった監督1作目から更に進歩したのが本作です。
事実、アメリカで公開直後からアカデミー賞に絡んでくるレベルの出来栄えと
軒並み高評価で且つ、興行的にもヒットを飛ばしています。

監督・主演を務めたベン・アフレックは流石の存在感で
その他の出演陣は『それでも恋するバルセロナ』のヴィッキーが印象的な
レベッカ・ホールに、『ハート・ロッカー』で主人公を演じたジェレミー・レナーに
ジョン・ハム、タイタス・ウェリヴァー、ブレイク・ライヴリーと言った
アメリカのTVドラマの人気者を配すなど渋い人選です。
個人的に注目はブレイク・ライヴリーです。演技ではなくビジュアルですが。

オーソドックスなクライムムービーで、目新しさは無いにも関わらず
物語に引き込まれてしまうのは
臨場感と緊迫感とメインキャストの熱演の賜物です。
抜け出したいけど、しがらみがあって、そんなに簡単に思い通りに
事が進まないジレンマを抱える主人公と
その周りの諦めに近い焦燥感に痺れます。
クライムアクション映画としては
合格点を与えられる良くまとまった作品です。
さすがにアカデミー賞を獲得するとは思えませんが。
(点数:70点)

原題:THE TOWN
製作年度:2010年
製作国:アメリカ
監督:ベン・アフレック
出演:ベン・アフレック、ジョン・ハム、レベッカ・ホール、ブレイク・ライヴリー
ジェレミー・レナー、ピート・ポスルスウェイト
クリス・クーパー、タイタス・ウェリヴァー
(2011/02/05公開予定)