$映画批評_気ままにツラツラと・・-のだめカンタービレ 最終楽章 後編


さて、今日はワイフと一緒に珍しく映画鑑賞に出掛けました。
観賞したのは、皆様ご存知『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』です。

あらすじ:
離れ離れに暮らすことになった、のだめ(上野樹里)と千秋(玉木宏)。
やがて千秋には孫Rui(山田優)との共演話が持ち上がる。
一方、オクレール先生のもとでレッスンに励むのだめは
どんどん先に行ってしまう千秋に焦りを感じてしまう。
そんな中、コンクールに出場する清良(水川あさみ)を応援するため
峰(瑛太)や真澄(小出恵介)ら昔の仲間たちと会場へと向かったのだめ。
ピアノ部門で聴いた『ラヴェル ピアノ協奏曲』に心奪われ
いつか千秋と共演するときに演奏したいと強く願う。
しかし、その曲は奇しくも千秋とRui が共演する演目に決まっていた。
しかも、のだめがやりたいと思い描いていた通りの演奏を
完璧な形で披露されてしまう。
それを目の当たりにして、ショックを隠しきれないのだめだった・・・

感想:
前編は千秋がメインで物語は進み、後編はのだめがメインで物語は進みます。
後編は演奏シーンよりも、二人の恋物語に前編よりも比重が置かれてます。
テレビドラマで1クール散々、その手の恋愛話をやってたはずなのに
映画版の後編で、今更恋の障害をして周り道させても、なんだか時間稼ぎのように
感じてしまいました。前編では、ダメオーケストラを千秋が再生させるという
もうひとつの物語があって、そちらと演奏シーンとで
合わせて楽しむことができたのですが
後編では、そういったサブストーリーは無く、演奏家を目指すのだめ達の苦悩を
ほんのちょっぴりだけ描写するだけで、掘り下げることは避けております。
ようするにドラマ版のファンの為だけに作られていて、仲間達のその後を少しと
メイン二人の恋物語の着地点を長々と・・という流れです。
前編は物語としてオーケストラの再生が終盤の演奏シーンで
より一層盛り上げることができていましたが
後編は演奏シーンと物語としての繋がり甘く、盛り上がりに欠けていて残念でした。
これなら、少々長くても1本にまとめた方が映画としては良かったと思います。
恐ら商業的な理由で、2本にわけたのでしょうが、結果として間延びしてしまい
”作品”としての評価を落としてしまいって勿体無いことになってしまってます。
まんまと作戦に引っかかってますが
ドラマも前編も観ている方は、これが最後なので見届けなきゃってことで!
(点数:25点)

原題:のだめカンタービレ 最終楽章 後編
製作年度:2010年
製作国:日本
監督:武内英樹
出演:上野樹里、玉木宏、瑛太、水川あさみ、小出恵介、ウエンツ瑛士、ベッキー
山田優、谷原章介、なだぎ武、福士誠治、吉瀬美智子、伊武雅刀、竹中直人
声の出演:蒼井優
(公開中)