昨日から、男子のネイションズリーグが始まりました。

 

BS-TBSでは、9時から放映があるんですが、第一ラウンドの地はリオデジャネイロ。凄く時差があります。ライブは、5:20からなんですね。U-NEXTでは、ライブ放映があるので、頑張って5:20まで起きて、ライブ放映で見ました。母も一緒です。好きなことなら、年を取っても頑張れちゃう母を見ていると安心します。

 

さて、緒戦の相手は、東京オリンピック銅メダルのアルゼンチン。日本には、石川キャプテンと、高橋藍がいません。レギュラーであるこのふたりがいないというのは、大打撃です。セリエAで決勝トーナメントまで戦ったので、まだコンディションが整わないのですね。

 

アウトサイドヒッターのこのふたりの代わりに入ったのは、富田君と、甲斐君。なんと20歳の甲斐くんが、スタメンに抜擢されるとは思ってもいませんでした。でも、2mある甲斐くんには、伸びて欲しいので、ブランさん、思い切ったなあと思いました。

 

第1セットは、激戦の末、奪われましたが、2、3、4と奪って、3-1で勝つことが出来ました。西田君が結構ブロックで捕まってしまい、今までは力の限り打ち抜くタイプでしたが、ブロックに当ててアウトを取るというテクニックを発揮し始めてからは、エースの本領が発揮出来ました。富田君も攻守に頑張っていて、オリンピックメンバーに残りたい、という気持ちがひしひしと伝わってきました。十分、あのふたりの代わりが出来たと思います。

 

そして、甲斐くん、ミスが目立っていたし、高いアルゼンチンがいつも3枚ブロックで来るので、なかなか打ち抜けず苦労していました。やがて、彼もブロックに当ててブロックアウトを取るという技術を習得しました。故松平監督が言っていましたが、試合に出ることが、一番成長につながる、と。まさしく、今の甲斐くんを見ていると、それがわかりました。

 

主力ふたりが抜けても、強いアルゼンチンに勝ったのは、素晴らしいことだと思います。選手たちも、あのふたりがいないから負けたと言われるのは嫌でしょう。セルビア、キューバ、イタリア、と強い強い相手との対戦が続きます。ふたりが帰ってくるまで、絶対に負けなしで進んで欲しいものです。