オルソン商店に、変人として有名なエイモス・パイクがやってきて、ハリエットは大騒ぎして家の中に隠れます。エイモスは、注文してあったオルゴールを取りに来たのです。エイモスの家は、おばけ屋敷と呼ばれています。ローラは、ネリーたちにおばけ屋敷に触ってきなさいよ、と肝試しのような遊びに誘われます。恐る恐る屋敷に近寄るローラ。しかし、家に触ることは出来ず、逃げ帰ってしまいます。ネリーたちは、ローラは意気地なし、と歌って嘲ります。その夜、ローラは父さんにパイクさんのことを聞きますがが、あの人は静かに暮らしていたいんだ、邪魔をしちゃいけない、と言われます。それでも気になるローラは、ジャックを連れてお化け屋敷に行きますが、ジャックが猫を追いかけて家に入ってしまい……。

 

 

エイモス・パイクを演じたのは、ジョン・アンダーソンです。1922年10月20日、イリノイ州生まれ。

1952年の『すべての旗に背いて』で映画デビューし、『サイコ』『ビッグトレイル』『昼下がりの決闘』『ソルジャー・ブルー』『ダラスの熱い日』『ダブ』『南北戦争物語 愛と自由への大地』など、沢山の名作に出演しています。みんな見ているのに、全然気がつかなかった……。

 

 

『サイコ』ヒロインのジャネット・リーと。これも、全然気がつかなかった。

 

リリーの肖像画が飾られていることや、リリーが舞台の花形女優であることなど、このエピソードって、どこか『ロイ・ビーン』を思わせるんですよね。この映画では、ポール・ニューマンが、花形女優エヴァ・ガードナーに憧れていましたっけ。

 

1992年8月7日に逝去されています。