スペインに勝った! | 銀幕と緑のピッチとインクの匂い

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映画は洋画、それも古い映画が大好き。本は外国文学。ドラマは洋物。サッカーは海外チームと代表の応援、という思いっきり偏った嗜好で、天の邪鬼に感想を語ります。但し、脱線話題多し。

徹夜でスペイン戦を見て、もうフラフラです。

 

正直、リーガをいつも見ている目からすれば、難しいだろうと思っていました。スペインの選手は足下が上手いですからねえ。その通りで、前半は、全然ボールが取れないままでした。まあ、ボール保持率が圧倒的にスペインなのは、毎度おなじみだからいいんですよ。ただ、カウンターのひとつも繰り出せないと勝てないですからね。

 

様相が変わったのは、後半から。後半いきなり堂安と三苫を入れてきて、いきなり後半3分にゴ~~~ル!堂安は、今大会持っている男だと思いましたね。そのすぐ後に、2点目が入ります。三苫がゴールラインでキープしたパスを、田中碧がゴ~~~~ル!これは、ゴールラインを割ったかどうかで、VARにかけられて、それを待っている時間の長かったこと!無事、認められて逆転です。

 

ドイツにも逆転勝利。え、スペインにも?と、正直なところ、頭の中を?マークが渦巻いていました。だって、信じられなくて。その後の時間は、長かったです。当然、スペインが怒濤の攻撃を仕掛けてくるし。そして、アディショナルタイムは7分もある。でも、本当に危険だった場面って、ありませんでしたね。それぐらい、日本のDFラインは組織的に守っていた。いや、全員で守っていました。

 

凄いなあ。ドイツに勝って、スペインにも勝利ですよ。それで、グループリーグ首位で通過です。そんなことって、今までありましたっけ?いつも、2位通過じゃありませんでしたか?あのFIFAランキング2位のベルギーが、なんとグループリーグで敗れているんですよ。それなのに、日本は首位突破。本当に凄い!ブラボー!ブラボー!!

 

森保監督、すみません。また、手のひらを返します。日本中の人が、手のひらを返しているんじゃないかな。それでもね、コスタリカ戦でこのメンバーを並べて、この戦いが出来ていれば、さっさと勝ち抜けが決まっていたように思うんですが、シナリオを面白くして、日本中を盛り上げるのがお好きなようですね。

 

日本は大盛り上がりですよ。サッカーファンとして、にわかでも何でも、みんながサッカーを見て、応援して喜んでくれるほど嬉しいことはありません。

 

さて、決勝トーナメントは、モドリッチのいるクロアチアです。前回の、準優勝国です。今のところ見ていると、前回よりは力が落ちているように見えますが、勿論だからといって侮れる相手じゃないです。

 

次の試合は、0時開始だから見られますね。ただし、決勝トーナメントは、延長PK付きだから、もつれると本当に疲れるんだ。ワールドカップが終わるまで身体が持つかな。

 

今日は、カバーニのいるウルグアイを応援します。決勝トーナメントに進んで欲しいです。

 

ツイッターでは、今日は国民の祝日にすべきだという声があふれているらしいですけれど、本当にそうしてもいいんじゃないかな。それぐらい、記念すべき勝利だと思います。